ISAP-IVは汎用構造解析コードSAP-Vをベースとして種々の機能追加を行い,原子力配管系の構造解析に特化して自社開発したISAP-IIIの改良バージョンであり,より高い信頼性と効率性を求め10年以上にわたって開発・改良を進めてきた。特に,自社開発の配管設計システムINPULS(3D-CAD),鋼構造物解析プログラムADAMS-Vとの連携,およびGUI(Graphical User Interface)の全面的導入によって配管の耐震性評価を中心とする総合的な解析・評価を高品質,短期間で実行可能にした。また,本プログラムは将来的にASME NQA-1の要求を満たすことを目標として開発を進めている。(著者抄録)
P. Bezler, G. DeGrassi, J. Braverman and Y. K. Wang : Piping Benchmark Problems for the General Electric Advanced Boiling Water Reactor NUREG/CR-6049 Vol. 25 No. 5 (1993.8) p. 251
P. Bezler, M. Hartzman and M. Reich : Piping Benchmark Problems NUREG/CR-1677 (1980.8)