構造指向剤としてのヘキサメチレンテトラミン(HMA)を用いた多面体Fe<sub>3</sub>O<sub>4</sub>中空球の制御可能な合成

ZHU Yuanna; YANG Ping; CAO Yongqiang; WANG Yingzi; XU Chuanchuan; WANG Dan; ZHAO Jie

文献

J-GLOBAL ID：201702274575975620 整理番号：17A0502570

構造指向剤としてのヘキサメチレンテトラミン(HMA)を用いた多面体Fe₃O₄中空球の制御可能な合成

Controllable Synthesis of Polyhedral Fe₃O₄ Hollow Spheres Using Hexamethylenetetramine as Structure-Directing Agent

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資料名：
巻： 17 号： 2 ページ： 1413-1419 発行年： 2017年02月
JST資料番号： W1351A ISSN： 1533-4880 CODEN： JNNOAR 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

近年,磁性ナノ粒子(NP)は,磁気特性,天然存在度,化学安定性,生体適合性,低コスト,環境優越性などの利点により,注目を浴びている。それらは,触媒,薬物送達,化学センサ,エネルギー電池およびバイオテクノロジーにおいて潜在的な用途を有する。本研究では,生成物の形成過程においてHMTを添加した後,驚くべきことに,中空のポリヘドラル構造が得られた。モルフォロジーに対するHMTの効果を詳細に調べたところ,中空多面体構造を形成する上でHMTが重要な役割を果たしていることが判明した。HMTの助手を用いて,多面体Fe₃0₄中空球体を合成した。本研究では,この新しい中空多面体構造の形成メカニズムが主に探究された。実験結果は,構造指向剤HMTが中空多面体形態の形成において重要な役割を果たすことを示した。調査の結果,中空多面体構造の形成は,配向凝集とオストワルド熟成機構の協力に帰することができた。高い磁化飽和値,大きなキャビティおよび大きな比表面積は,多面体Fe₃0₄中空球が将来の薬物送達プロセスおよび廃棄物処理に適用可能であることを示唆している。

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酸化物の結晶成長 , トリアジン

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