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J-GLOBAL ID:201702274733744829   整理番号:17A0371778

末端保護に基づく癌細胞における葉酸受容体のための固定化フリー電気化学的バイオセンサ【Powered by NICT】

Immobilization free electrochemical biosensor for folate receptor in cancer cells based on terminal protection
著者 (10件):
資料名:
巻: 86  ページ: 496-501  発行年: 2016年 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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膨大な量の癌細胞において過剰発現したことを葉酸受容体(FR)の決定は,しばしば,癌の臨床的な診断と治療に重要である。多くのDNA電気化学バイオセンサは高い選択性と感度を有するFR検出のために開発されているが,それらの大部分は電極表面,退屈であり,乏しい再現性をもたらす上でのDNAの複雑な固定化を必要とする。本研究では,癌細胞の単純で高感度で選択的な電気化学的FRバイオセンサが提案されている,これは便利な無固定化均一なインジウムスズ酸化物(ITO)ベースの電気化学検出法の利点と小分子結合DNAの末端保護の高い選択性を組み合わせたものである。葉酸(FA)とフェロセンの電気活性分子(Fc)の小分子は,任意の一本鎖DNA(ssDNA)の3′-および5′-末端につながれた,それぞれ,FA ssDNA Fc複合体を形成した。標的FRが存在しない場合,FA ssDNA Fcは3′末端からのエキソヌクレアーゼI(ExoI)により分解し,遊離Fcを生成し,ITO電極表面に自由に拡散すると強い電気化学信号をもたらした。標的FRが存在するとき,FA ssDNA Fcは3′末端に固定されたFAとの特異的相互作用を介してFRに結合し,exoによる加水分解からssDNA鎖を保護した。FR FA ssDNA Fcは負に荷電したITO電極をDNA鎖間の静電反発力により負荷電したITO電極表面に容易に拡散できず,電気化学信号は減少した。減少した電気化学的信号は10fM~10nM~3.8fMの検出限界(S/N=3)FR濃度の対数と直線関係を示した。提案したバイオセンサはHeLa癌細胞におけるFRを検出するために適用し,減少した電気化学的信号は10000cellμg/mLの範囲の細胞濃度の対数と直線関係を示した。伝統的な不均一電気化学FRバイオセンサと比較して,提案したバイオセンサは,単純性と高特異性の利点を有し,癌の早期診断の分野で大きな応用可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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核酸一般  ,  分析機器  ,  生化学的分析法  ,  電気化学反応 
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