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J-GLOBAL ID：201702274791785391   整理番号：17A0201092

粗面玄武岩の溶融-結晶化過程における角閃石-メルトの二面角:温度と圧力の影響【JST・京大機械翻訳】

Amphibole-melt Dihedral Angle in the Process of Melt-crystallization of Trachybasalt:Effects of Temperature and Pressure

著者 (6件)： Zhao Dongyu (Key Laboratory for High Temperature and High Pressure Study of the Earth’s Interior,Institute of Geochemistry,Chinese Academy of Sciences) ,  Zhang Bo (Key Laboratory for High Temperature and High Pressure Study of the Earth’s Interior,Institute of Geochemistry,Chinese Academy of Sciences) ,  Hu Xianxu (Key Laboratory for High Temperature and High Pressure Study of the Earth’s Interior,Institute of Geochemistry,Chinese Academy of Sciences) ,  Fan Dawei (Key Laboratory for High Temperature and High Pressure Study of the Earth’s Interior,Institute of Geochemistry,Chinese Academy of Sciences) ,  Zhou Wenge (Key Laboratory for High Temperature and High Pressure Study of the Earth’s Interior,Institute of Geochemistry,Chinese Academy of Sciences) ,  Xie Hongsen (Key Laboratory for High Temperature and High Pressure Study of the Earth’s Interior,Institute of Geochemistry,Chinese Academy of Sciences)
資料名： Diqiu Kexue yu Huanjing Xuebao  (Diqiu Kexue yu Huanjing Xuebao)
巻： 38  号： 3  ページ： 341-354  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1561A  ISSN： 1672-6561  CODEN： DKYHA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 鉱物-メルトの二面角はマグマ岩の構造進化とマグマ動力学を理解するための重要なパラメータである。温度と圧力が鉱物-溶融物の二面角に与える影響を研究するため、粗面玄武岩を初期サンプルとし、圧力が0.6~2.6GPA、温度が800°C~900°Cである。初期のサンプルの温度と圧力を,100時間の条件の下で,溶融-結晶化試験によって研究した。温度シリーズ試験(3群)の条件は以下の通りであった。一定圧力は0.6GPAであり、まず温度が1350°Cの条件下で1H恒温し、粗面玄武岩を完全に溶融させ、その後、粗面玄武岩を溶融温度800°C、850°Cと900°C及び恒温100Hの条件下で結晶化させた。圧力シリーズ試験(4群)の条件は以下の通りであった。圧力と温度はそれぞれ0.6GPA、1350°C、1.1GPA、1°C、1.6GPA、1400°C、2.1GPA、1°Cと2.6GPA、1 450°Cの条件下で1Hで、粗面玄武岩を完全に融解させた。その後、900°Cまで冷却し、恒温100Hで粗面玄武岩を溶融させた。上述の実験条件下で、粗面玄武岩の溶融結晶の主な結晶相は角閃石である。二次元任意断面での二面角を測定する方法を用いて,試験生成物中の角閃石-溶融を得た。実験で得られた角閃石-熔体視二の累積周波数と理論周波数の累積曲線を比較し、温度と圧力が二面角に与える影響について議論した。角閃石-熔体視二の値は温度の上昇とともに増加した。これは主に高温条件下で、角閃石の核形成密度が小さく、成長速度が速いため、角閃石結晶の成長粗大化に有利であり、大きな粒子が互いに接触し、高角度の二面角を形成し、低温条件下で、角閃石の核形成密度が大きく、成長速度が遅く、角閃石結晶の粗大化に不利である。角閃石の鉱物粒子は比較的小さく、かつ平行に配列し、それによって低角度の二面角が形成される。また,角閃石-熔体視二の値は圧力の上昇と共に最初増加し,次に低下し,最終的には溶融物と鉱物の間の顕著な機械的性質の違いによるものと考えられる。実験結果によると、マグマ結晶化作用の初期に、鉱物が孤立状態から連結構造に発展するに従い、鉱物-融液の二面角は次第に増大する。同時に、今回の実験結果は先人のマグマ結晶の末期鉱物(あるいは鉱物-融体)の二面角の進化規則と結合し、マグマ全体の結晶化過程における鉱物-メルトの変化法則を描くことができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 成長速度 ,  *メルト ,  *岩石 ,  低温 ,  *結晶 ,  *二面角 ,  高温 ,  *結晶化 ,  鉱物 ,  核形成 ,  融点 ,  *角閃石 ,  二次元 ,  マグマ
準シソーラス用語： 結晶相 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： dihedral angle ,  melt-crystallization ,  trachybasalt ,  high pressure and high temperature ,  interface energy ,  impingment texture ,  textural equilibrium ,  textural evolution of magma

分類 (1件)： 燃焼理論  (XE04020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 粗面玄武岩 ,  溶融 ,  結晶化 ,  過程 ,  角閃石 ,  メルト ,  二面角