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J-GLOBAL ID:201702274975243743   整理番号:17A0890888

置換フルベン誘導体の芳香族性と反芳香族性: 密度汎関数反応性理論における情報理論的アプローチからの展望【Powered by NICT】

Aromaticity and antiaromaticity of substituted fulvene derivatives: perspectives from the information-theoretic approach in density functional reactivity theory
著者 (6件):
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巻: 19  号: 28  ページ: 18635-18645  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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芳香族性と反芳香族性の概念は非常に重要であり広く用いられているが,多くの議論が文献に存在し,非常に多くの芳香族類が発見されており,同時に多くの芳香族性指数が提案されているという事実が原因と考えられている。本研究では,7種類の置換フルベン誘導体を例として,密度汎関数反応理論における情報理論的アプローチを用いて,異なる観点からこれらの概念を検討した。本稿では,これらの系の環炭素原子上のShannonエントロピー,Fisher情報,Ghosh-Berkowitz-Parrエントロピー,情報獲得,Onicescu情報エネルギー,および相対Renyiエントロピーの変化パターンを調べた。一方,FLU,HOMA,ASE,NICSなどの代表的な4種類の芳香族指数の変動傾向も考慮した。これら量の間の統計分析から,誘導体の同じ環構造で,情報論的量および芳香族指数の両方が,変化した同じパターンに従うことを示し,これは研究した7つの系全体にわたって有効であった。しかしながら,これら2組の量間の相互相関は,2つの完全に反対のパターンをもたらした。これらの環構造依存性相関は,Hueckelの4n+2芳香族性の規則および4nの非芳香族性の規則と良好に一致した。著者らの結果は,芳香族性および反芳香族性をどのように評価し,分類すべきかについての新規で補完的な視点を提供するはずである。この問題についての理解を深めるためのさらなる研究を進めている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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シクロペンタン系  ,  分子の電気的・磁気的性質 

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