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J-GLOBAL ID：201702275406407427   整理番号：17A0373653

ランダム絶食の効果とApodemus chevrieri(スーチョワンセスジネズミ)におけるエネルギー代謝,行動と視床下部神経ペプチド発現に及ぼす再摂食【Powered by NICT】

Effects of random food deprivation and refeeding on energy metabolism, behavior and hypothalamic neuropeptide expression in Apodemus chevrieri

著者 (2件)： Wan-long Zhu (Key Laboratory of Ecological Adaptive Evolution and Conservation on Animals-Plants in Southwest Mountain Ecosystem of Yunnan Province Higher Institutes College, School of Life Science, Yunnan Normal University, Kunming 650500, China) ,  Zheng-kun Wang (Key Laboratory of Ecological Adaptive Evolution and Conservation on Animals-Plants in Southwest Mountain Ecosystem of Yunnan Province Higher Institutes College, School of Life Science, Yunnan Normal University, Kunming 650500, China)
資料名： Comparative Biochemistry and Physiology. A. Molecular & Integrative Physiology  (Comparative Biochemistry and Physiology. A. Molecular & Integrative Physiology)
巻： 201  ページ： 71-78  発行年： 2016年 
JST資料番号： C0461B  ISSN： 1095-6433  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 行動と生理学の適応制御を維持する食物資源の変化に対応した動物によって使用される主な戦略である。Apodemus chevrieriにおけるエネルギー代謝と挙動に及ぼすランダム食物欠乏(FD)及び再給餌の影響を調べるために,著者らは4週間のFDを成人男性を順応させ,その後4週間(FD Re群)に自由摂食で再飼育した。FDの期間中に,動物は各週をランダムに割り当てた4日間自由に食べさせ,他の3日の食物の欠乏した。対照群は8週間自由に供給した。4週および8週で,体重,熱産生,血清レプチン濃度,体組成,消化管形態,行動および視床下部ニューロペプチド発現を測定した。4週間では,食物摂取,消化管質量,ニューロペプチドY(NPY)とアグーチ関連蛋白質(AgRP)mRNA発現が増加し,熱産生,レプチンレベル,プロオピオメラノコルチン(POMC)およびコカイン・アンフェタミン調節転写産物(CART)発現は対照と比較して,FDで減少した。FDもより休息行動と自由日目に対照よりも低い活性を示した。FD Re間の差異と8週間で対照,著しい塑性を示唆しなかった。これらの結果は,動物は食物摂取を増加させ,熱産生と活性を介して消費されたエネルギーを減少させることにより食品利用性の予想外の減少を補償できることを示唆した。レプチンレベル,NPY,AgRP,POMCおよびCARTのmRNAレベルはエネルギー代謝を調節するかもしれない。エネルギー代謝と挙動の顕著な可塑性は,短い時間スケールでA.chevrieriによって示され,栄養的に予測できない環境における食糧不足への適応を可能にした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *視床下部 ,  塑性 ,  ニューロペプチドY ,  食品 ,  レプチン ,  成人 ,  *神経ペプチド ,  mRNA ,  体重 ,  *絶食 ,  男性 ,  生理学 ,  産熱 ,  *エネルギー代謝
準シソーラス用語： CART , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Apodemus chevrieri(スーチョワンセスジネズミ) ,  行動パターン ,  視床下部神経ペプチド ,  血清レプチン濃度

分類 (3件)： 動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  動物に対する影響  (EE04040K) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 絶食 ,  Apodemus ,  エネルギー代謝 ,  行動 ,  視床下部 ,  神経ペプチド ,  発現 ,  摂食