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J-GLOBAL ID：201702275478959303   整理番号：17A0704552

テトラα-(t-butylphenoxyl)-フタロシアニン/還元グラフェン酸化物ハイブリッドのNH_3検出特性に及ぼす剛体フェノキシル置換基の効果【Powered by NICT】

The effect of rigid phenoxyl substituent on the NH₃-sensing properties of tetra-α-(4-tert-butylphenoxyl)-metallophthalocyanine/reduced graphene oxide hybrids

著者 (6件)： Yu Zheying (Key Laboratory of Functional Inorganic Material Chemistry, Ministry of Education, School of Chemistry and Materials Science, Heilongjiang University, Harbin 150080, P. R. China. [e-mail]) ,  Wang Bin ,  Li Yong ,  Kang Di ,  Chen Zhimin ,  Wu Yiqun
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 36  ページ： 22599-22609  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,π-πスタッキング相互作用に基づく溶液自己集合法により1,8,15,22 テトラ (4 tert ブチルフェノキシル) メタロフタロシアニン(TBPOMPc,M=Cu,Ni,とPb)と還元グラフェン酸化物(RGO)の官能化によって形成された増強されたアンモニア(NH_3)センシング材料を報告した。RGO/TBPOMPcハイブリッドは優れた感度,高い応答値,室温で,特にRGO/TBPOPbPcセンサ高速応答および回復を示した。剛体フェノキシル置換基を有するTBPOMPcによるNH_3センシング性能の向上は,TBPOMPc分子の自己集合挙動に起因している。TBPOMPcの剛構造は効果的に分子間凝集挙動を抑制した。一方,RGO/TBPOMPcハイブリッドの比表面積,NH_3分子の物理吸着と拡散に好都合なを拡大し,応答時間と回復時間を短縮した。一方,TBPOMPc分子間の電子的相互作用を弱め,NH_3TBPOMPcへの電荷移動の抵抗を減少させる結果になる。TBPOMPcであるNH_3に対するRGO/TBPOMPcセンサの感度と選択性を向上させるために有益である。対照的に,種々のRGO/TBPOMPcセンサの応答は,RGO/TBPOPbPc>RGO/TBPOCuPc>RGO/TBPONiPcの順に減少した。TBPOMPcの剛構造と中心金属はNH_3の感度に重要な役割を果たす,走査型トンネル顕微鏡,電流電圧特性,および電気化学インピーダンススペクトルから証明された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 剛構造 ,  自己集合 ,  インピーダンススペクトル ,  応答時間 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  金属フタロシアニン ,  センサ ,  電流電圧特性 ,  比表面積 ,  官能化 ,  相互作用 ,  *剛体 ,  物理吸着
準シソーラス用語： 高速応答 ,  *酸化グラフェン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 無機化合物の電気分析  (CC05024D) ,  分析機器  (CC02020S) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (5件)： テトラ ,  フタロシアニン ,  還元グラフェン酸化物 ,  剛体 ,  置換基