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J-GLOBAL ID：201702276447111169   整理番号：17A0697516

粉砕高炉スラグ施用した土壌による硫化水素除去の機構【Powered by NICT】

Mechanisms of hydrogen sulfide removal by ground granulated blast furnace slag amended soil

著者 (3件)： Xie Mengyao (Department of Civil and Environmental Engineering, Hong Kong University of Science and Technology, Clear Water Bay, Kowloon, Hong Kong) ,  Leung Anthony Kwan (Division of Civil Engineering, University of Dundee, DD1 4HN, United Kingdom) ,  Ng Charles Wang Wai (Department of Civil and Environmental Engineering, Hong Kong University of Science and Technology, Clear Water Bay, Kowloon, Hong Kong)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 175  ページ： 425-430  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粉砕粒状高炉スラグ(GGBS)改良土壌はガス状硫化水素(H_2S)を除去できることが分かった。H_2Sは,GGBSで改良した土壌によって除去されるどのように,そしてなぜGGBSで改良した土壌はH_2Sを除去するために再生することができる完全に理解されていない。本研究では,実験室カラム試験化学分析と共に,GGBSで改良した土壌におけるH_2S除去プロセスの機構を調べ,明らかにするために実施した。土壌粒子の表面と細孔水中で形成された硫黄生成物を定量した。試験の結果,H_2SとGGBSで改良した土壌間の反応は,酸化および酸-塩基反応の組み合わせプロセスであることを明らかにした。GGBSで改良した土壌におけるH_2Sを除去する主要な機構は酸揮発性硫化物(A VS),元素硫黄およびチオ硫酸塩の形成によるものであった。土壌pH値は再生と再利用サイクル中に徐々に減少した。A VSは再生と再利用サイクル中にH_2S除去において重要な役割を果たすことが分かった。GGBS添加は,A VSの産生を増加させると同時に,元素硫黄の形成を抑制した。この機構は,土壌含水量が高くなるとより顕著であることが見出され,増加した除去容量をもたらした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 化学分析 ,  土壌含水量 ,  硫黄 ,  *高炉スラグ ,  チオ硫酸塩 ,  土壌酸性度 ,  土粒子 ,  *硫化水素 ,  再利用 ,  間隙水
準シソーラス用語： 元素状硫黄 ,  AVS【硫化物】 ,  カラム試験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： H_2S ,  粒状高炉スラグ(GGBS) ,  硫黄 ,  A VS ,  再生

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 粉砕 ,  高炉スラグ ,  土壌 ,  硫化水素