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J-GLOBAL ID:201702276585316839   整理番号:17A0831253

高セレン曝露はカナダのイヌイットにおける水銀曝露に関連した高血圧,脳卒中,および心筋梗塞のためのオッズ比を低下させる【Powered by NICT】

High selenium exposure lowers the odds ratios for hypertension, stroke, and myocardial infarction associated with mercury exposure among Inuit in Canada
著者 (3件):
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巻: 102  ページ: 200-206  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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セレン(Se)は水銀(Hg)の神経毒性に対して保護作用を示すことが報告されている。しかし,心血管疾患に対するHgに対するSeの影響は不明のままである。北極に住むイヌイット人は彼らの海洋哺乳類と魚豊富な伝統的な食事を通したSeとHgの両方に高い曝露を示した。カナダのイヌイット人のHgとSeの共曝露を特性化するために,Hg,Seと心血管の健康結果の間の関係を評価するために,脳卒中,高血圧,心筋梗塞(MI)を含む。データは2007と2008年に行われた国際極年のイヌイット健康調査(IHS)から採取した。血液SeとHgを測定し,自己報告心臓血管の健康転帰は,18歳以上の成人2169人からのアンケートインタビューで収集した。平均年齢は42.4歳であり,参加者の38.7%が男性であった。血液Seと全Hgの幾何平均(GM)は319.5μg/Lと7.0μg/Lであった。心臓発作,脳卒中及び高血圧の粗有病率はそれぞれ3.55%,2.36%,および24.47%であった。参加者は血中Hg(高:≧7.8μg/L,低:<7.8μg/L),およびSe(高:≧尿,低:<尿μg/L)に4曝露群に分類した。心血管転帰のオッズ比(OR)は,一般的な線形モデルを用いて推定した。結果低Se及び高Hg基を示したが高血圧の心血管疾患(OR=1.76のより高い有病率,脳卒中の1.57およびMIの1.26であった。しかし,罹患率は高Seおよび低Hg群(脳卒中の高血圧,0.44のOR=0.57,及び0.27MI)と高いSeと高Hg群(脳卒中の高血圧,0.31のためのOR=1.14,及び0.80MI)の両方で減少した。高Seおよび低Hg群は心血管転帰の最低有病率,脳卒中を除いて示した。これらの結果は,Seは心血管疾患に対するHgに対して保護作用を示す可能性があるという証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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人間に対する影響 

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