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J-GLOBAL ID:201702277445904832   整理番号:17A0215768

[18F]フルオロベンゾイルリジンペンタン二酸カルバマート:前立腺特異的膜抗原(PSMA)の陽電子放射断層撮影(PET)イメージング用の新たなスカフォード

[18F]Fluorobenzoyllysinepentanedioic Acid Carbamates: New Scaffolds for Positron Emission Tomography (PET) Imaging of Prostate-Specific Membrane Antigen (PSMA)
著者 (13件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 206-218  発行年: 2016年01月14日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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前立腺特異的膜抗原(PSMA)は亜鉛依存的金属ペプチダーゼであり,その発現は前立腺癌の転移等に関係する。現在PSMAを標的とする小分子阻害剤が開発されているが,組織特異的取込みの問題が指摘されている。本研究では,ウレイドスカフォードの撮像特性を維持しながら組織特性を持つ新たなPSMA結合スカフォードの開発を,カルバマートを基礎に試みた。尿素を基礎にした強力なPSMA結合リガンドから高い親和性を有する2種の尿素化合物を同定し,これを基にカルバマートスカフォードを持つPMSA阻害剤を開発した。最後にPET撮像を目的として,候補化合物とN-スクシンイミジル-4-ブロモ/ヨード-2-フルオロベンゾエートの反応により[18F]置換基を導入した。結果的に2種類のオキシペンタン二酸成分(OPA)カルバメート,即ち(S)-2-((((S)-5-(4-ブロモ-2-フルオロベンズアミド)-1-カルボキシペンチル)カルバモイル)オキシ)ペンタン二酸(23)と(S)-2-((((S)-1-カルボキシ-5-(2-フルオロ-4-ヨードベンズアミドペンチル)カルバモイル)オキシ)ペンタン二酸(24)リガンドを得た。これらリガンドについてin vitroでのPSMA結合,ドッキング試験,放射線化学分析および生体分布とPET撮像能力を調べた。[18F]標識した23と24は高い組織特異的取込みを示した。
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分類 (6件):
分類
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酵素一般  ,  薬物の合成  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  放射性医薬品の基礎研究  ,  診断用薬の基礎研究  ,  医用画像処理 
物質索引 (6件):
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