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J-GLOBAL ID:201702277615308646   整理番号:17A0364064

柑橘類の収穫後の病原体であるPenicillium digitatum発生と病原性機能のためのPdMpkBキナーゼに依存する【Powered by NICT】

The citrus postharvest pathogen Penicillium digitatum depends on the PdMpkB kinase for developmental and virulence functions
著者 (6件):
資料名:
巻: 236  ページ: 167-176  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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収穫後病原菌Penicillium digitatumはカンキツ果実の緑かび病による腐敗を引き起こし,深刻な経済損失をもたらす。真菌の病原性に関与する可能性のある因子を調べるために,出芽酵母Fus3/Kiss1マイトジェン活性化蛋白質(MAP)キナーゼ相同体の表現型の特性化を行った。P.digitatum MAPキナーゼBをコードする遺伝子,PdMpkBを機能的に相同組換を介して不活性化された。Pd MpkB欠損を有する真菌株(Δ PdMpkB)は浸透圧ストレスに変化した遺伝子発現プロファイル,低下した成長及び分生子形成,高い抵抗を示し,カンキツ果実の緑かび病による腐敗を誘導しなかった。ΔPdMpkBはその前駆株よりもCaCl_2,NaClおよびソルビトールにさらに耐性であった,浸透圧ストレス適応におけるPdMpkBの負の調節機能を示した。カンキツ果実の真菌感染アッセイはΔPdMpkBは,宿主組織内でほとんど増殖し,水浸漬病変を誘導し,宿主クチクラ層を突破できなかった,気中菌糸と分生子を産生できなかったことを明らかにした。ヌル変異体へPdMpkBの機能的コピーの導入は,全ての欠損表現型を回復した。トランスクリプトーム解析はPdMpkBの不活性化は細胞壁分解酵素活性,炭水化物およびアミノ酸代謝,分生子形成,および多くの代謝過程に関与する遺伝子の発現に影響することを明らかにした。著者らの結果は,P.digitatumを柑橘類収穫後病原菌の発生および病理学的機能におけるPdMpkB仲介シグナル伝達経路の重要な役割を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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果実とその加工品  ,  微生物生理一般  ,  菌類による植物病害 

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