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J-GLOBAL ID:201702278103834018   整理番号:17A0444090

オゾン処理中の生分解性溶存有機炭素と臭素酸塩の生成を評価するためのUV吸収と蛍光指標の応用【Powered by NICT】

Application of UV absorbance and fluorescence indicators to assess the formation of biodegradable dissolved organic carbon and bromate during ozonation
著者 (8件):
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巻: 111  ページ: 154-162  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,表面水と廃水処理水のオゾン処理における臭素酸塩と生分解性溶存有機炭素(BDOC)の形成を評価するための代用指標としてのUV吸光度の変化と溶存有機物(DOM)の蛍光の意義を検討した。分光学的モニタリングはベンチトップUV/Vis及び蛍光分光光度計とUVA280と蛋白質様および腐植質様蛍光を迅速に測定できる新たに開発した小型LED UV/fluorescenceセンサを用いて行った。O_3/DOC質量比の増加に伴い,BDOC形成のプロットによると,初期遅れ,遷移勾配と最終プラトーの特性化した。UV吸光度と蛍光の減少に伴って,BDOC濃度は最初にゆっくり増加し,その後より顕著に上昇した。BDOCのプロットと分光学的指標の変化における変曲点であったUVA254またはUVA280と75 85%損失フミン様蛍光の35 45%損失に近かった。有機炭素検出と2D同期相関分析を用いたサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)のデータによると,操作的に定義された大きな生体高分子(見かけの分子量,AMW>20kDa)及び中AMWフミン物質(AMW 5.5 20 kDa)に帰属されるDOM画分はO_3/DOC比を増加させることでBDOCに関連した中規模ビルディングブロック(AMW 3 5.5 kDa)と他のより小さなAMW種(AMW<3 kDa)に変換した。かなりの臭素酸塩生成はO_3処理試料においてUVA254,UVA280および腐植質様蛍光の値はそれぞれの初期レベルに比べて45 55%,50 60%と86 92%減少した後にのみ観察された。表面水と廃水試料で観察された臭素酸塩濃度のプロットとフミン様蛍光の減少の有意差はなかった。これは調べた水マトリックス中の初期臭化物濃度の変化に感度を示した臭素酸塩濃度とUVA254とUVA280のプロットと対照的であった。これらの結果は,フミン様蛍光の測定は,オゾン処理プロセスのキャラクタリゼーションのためのUVA指数に有用な補完を提供できることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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用水の化学的処理  ,  その他の汚染原因物質 

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