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J-GLOBAL ID:201702278308724062   整理番号:17A0407851

異なる濃度での汚染物質の光触媒処理における一重項及び三重項励起状態の役割の時間分解速度論的評価【Powered by NICT】

Time-resolved kinetic assessment of the role of singlet and triplet excited states in the photocatalytic treatment of pollutants at different concentrations
著者 (6件):
資料名:
巻: 203  ページ: 381-388  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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異なる汚染物質濃度で熱力学的に有利な光触媒プロセス中の各励起種の役割を評価するために速度論に基づく理論的根拠,を開発すると共に,例示し新しい実験データを得た。特に,2,4,6-トリフェニレチアピリリウム(TPTP~+)塩を光触媒として作用することができる代表的な有機化合物として選択した,水生態系で一般的に見られる汚染物質の光分解における励起状態の関与の可能性は五化合物,即ちアセトアミノフェン,アセタミプリド,カフェイン,クロフィブリン酸およびカルバマゼピンを用いて調べた。最初に,定常状態光分解はTPTP~+の存在下で模擬太陽光照射下で行われ,第二に,光物理的測定(蛍光とレーザフラッシュ光分解)は,信頼性の高い迅速速度論データを得るために行った。熱力学的考察は,エネルギー移動過程を除外することができ,一方,速度論的結果は,TPTP~+の三重項励起状態への電子移動と良く一致した。,項間交差量子収率が高くなり良好であった。一重項励起状態の消光も観察されるが,この反応種の寄与はわずかであり,その短い寿命によるものであった。一般的に,光触媒の効率はより高い汚染物質濃度で促進されたと考えられ,三重項励起状態の固有減衰を最小化した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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光化学反応 

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