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J-GLOBAL ID:201702278418651049   整理番号:17A0232880

ナガエカサEurycoma longifolia Jackの根(トンカットアリ)抽出物によるラットにおける大動脈環弛緩誘導に関する最初の報告

First Report of Eurycoma longifolia Jack Root Extract Causing Relaxation of Aortic Rings in Rats
著者 (4件):
資料名:
巻: 2016  号: Pharmacology  ページ: ROMBUNNO.1361508 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Eurycoma longifoliaは勃起機能について研究はされているが血圧(BP)低下作用については検証されていない。そこで本研究は勃起機能も保存できる高血圧薬の開発を視野に,この植物のBP低下作用について研究することを目的とした。根のエタノール抽出物をヘキサン,ジクロロメタン(DCM),酢酸エチル,ブタノール,および水を用いて分画した。DCM分画はフェニルエフリン(PE)で収縮させておいたラット動脈環を弛緩させる能力があることが分かっているが,これを更にカラムクロマトグラフィーを用いて精製した。大動脈の弛緩について最も活性が高かったサブ分画DCM-IIを,大動脈環におけるレニン-アンジオテンシンおよびカリクレイン-キニン系に対する作用について調べた。アンジオテンシン変換酵素(ACE)活性に対するDCM-IIの作用についてもin vitroで評価した。結果はDCM-IIがアンジオテンシンIおよびアンジオテンシンII(AngII)が誘起する収縮を減じることを示した(p<0.05)。DCM-IIで処理したPEで収縮させておいた環では,アンジオテンシン誘発収縮は緩和されたが(p<0.05),ブラジキニン(BK)誘発性の弛緩は増強した(p<0.001)。in vitroではDC-IIはACEの活性を阻害した(p<0.001)。これらのデータはDCM-IIの血管弛緩作用がAngIIタイプ1受容体とACEの阻害ならびにAngIIタイプ2受容体の活性化およびBK活性の増強を介して伝えられると思われることを明らかにしている。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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血管作用薬・降圧薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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