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J-GLOBAL ID：201702278737946903   整理番号：17A0453464

LA-ICP-MSによる酸化物生成速度のためのマトリックス依存性【Powered by NICT】

Matrix dependency for oxide production rates by LA-ICP-MS

著者 (5件)： Gilbert Sarah (TMVC ARC Research Hub, University of Tasmania, Hobart, Australia. [e-mail]) ,  Olin Paul ,  Thompson Jay ,  Lounejeva Elena ,  Danyushevsky Leonid
資料名： Journal of Analytical Atomic Spectrometry  (Journal of Analytical Atomic Spectrometry)
巻： 32  号： 3  ページ： 638-646  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0770C  ISSN： 0267-9477  CODEN： JASPE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： LA-ICP-MS分析における多原子酸素干渉(MO~+/M~+)の生成速度は,ケイ酸塩材料と金属の範囲で調べた。ICP中の酸素の全量は溶液噴霧解析低い窒素産生速度の結果と比較して,レーザアブレーション分析のための著しく低かった。しかし,これらの物質はまだいくつかの元素を満足させることができる。材料アブレーションから酸素の寄与は窒素産生速度(OPR)に影響することが分かった。大気酸素のエントレインメントを最小化するため,脱ガスシステムを用いた場合,Al,SiおよびWのOPRは4倍まで低い酸素含有鉱物をアブレーションするとき,に比べて金属元素をアブレートした。溶液とレーザアブレーションICP-MSで測定した元素のMO~+/M~+生産速度と陽イオン-酸素解離エネルギー間の関係である。しかし,HfおよびThのOPRは鉱物同じ分析条件(Hfと0.09 0.2%0.007 0.02%Th)でアブレーションに依存して有意に変化し,UO~+/U~+はより一貫していた(0.058 0.063%)であった。キャリアガス流速と得られた差ICPにおけるエーロゾル破壊とイオン化の影響をNIST610,NIST612,ジルコン(ZrSiO_4),モナズ石([REE,Th]PO_4)と閃ウラン鉱(UO_2)中のUとTh酸化物を調べた。NIST610ガラスをアブレーションするとき,Ar流速を増加させるとU(0.04~0.09%)と比較してTh OPR(0.05~0.5%)に大きな影響を持っていた。NIST610と比較して鉱物間のOPRの相対的差異は,Uの小さく,高キャリアガス流量(35%高い)で閃ウラン鉱を除いて,同じOPRを持つ全ての鉱物であった。対照的にThのOPRは全ての鉱物間の高度に変動性があり,Ar流量の変化に対して異なる応答を示した。本研究は,溶液分析と比較して,LA-ICP-MSのための,いくつかの元素のOPRは材料アブレーションに強く依存することを窒素産生の複雑さを強調した。また,プラズマ中に不完全に噴霧試料エーロゾルのイオン化からのMO~+生産に大きく寄与できることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ハフニウム ,  エアロゾル ,  レーザアブレーション ,  トリウム ,  鉱物 ,  ケイ酸塩 ,  アブレーション ,  キャリアガス ,  酸素 ,  ジルコン ,  アルゴン ,  流速 ,  *ICP-MS分析 ,  噴霧
準シソーラス用語： *LA-ICP-MS分析 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 無機物質中の元素の物理分析  (CC03022H) ,  レーザの応用  (BD04100V)

タイトルに関連する用語 (5件)： LA-ICP-MS ,  酸化物 ,  生成速度 ,  マトリックス ,  依存性