文献
J-GLOBAL ID:201702279768191553   整理番号:17A0748525

trans-シンナムアルデヒドの経口投与はマウスモデルにおける尿路病原性大腸菌コロニー形成を減少させる【Powered by NICT】

Oral supplementation of trans-cinnamaldehyde reduces uropathogenic Escherichia coli colonization in a mouse model
著者 (5件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 192-197  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0081C  ISSN: 0266-8254  CODEN: LAMIE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
米国における尿路感染症(UTI)は年間七百万以上の病院訪問をもたらした。尿路病原性大腸菌(UPEC)は,尿路感染症の80%以上の原因であった。抗生物質は,尿路感染症を制御するための選択薬であるが,それらの繰り返し使用は抗生物質耐性UPECの出現をもたらした。UPEC感染を制御する効果的な代替戦略が必要である。本研究は,より低いUTIのUPECコロニー形成と病原性を減少させるためのシナモン中に存在する食品グレード分子,trans-シンナムアルデヒド(TC)の効果を検討した。雌のC57BL/6マウス(6 8週齢)は,摂食したマウスを含む0,01,02と04%TCに自由摂食を10日間与えた。TC補給後,動物は経尿道的カテーテル法によりUPECを実験的に感染させた。マウスは1 2および4日感染後に安楽死させ,ぼうこう,尿道および尿を細菌計数のために採取した。予防的TC補足は対照群に比べて膀胱と尿道のUPECコロニー形成を有意に減少させた(P≦005)。結果は,TCがUPEC関連下部尿路感染症を制御するための経口サプリメントとして使用できる可能性があることを示したが,追跡臨床試験が証明するものである。研究の意義と影響:本研究では,trans-シンナムアルデヒド(TC)の経口投与はマウスの尿路病原性大腸菌(UPEC)関連下部尿路感染症(UTI)を減少させたことを示した。具体的には,TCの飼料補給は有意に尿道と膀胱におけるUPEC個体群を減少させ,それによって感染負荷を減少させた。これらの知見は,抗生物質耐性尿路感染症の発生率と有病率の増加を示した特に有意であった。著者らの研究は,下部尿路感染症の予防における非抗生物質ベース天然食事介入として,シナモン中の活性成分,TCを含む天然抗微生物薬の使用の可能性に新たな洞察を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子の構造と化学  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  抗生物質の薬理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る