強塩基を使用しない穏和な条件下での自己橋かけキトサンヒドロゲルの作製と特性評価【Powered by NICT】

Xu Yongxiang; Han Jianmin; Lin Hong

文献

J-GLOBAL ID：201702280243764335 整理番号：17A0363702

強塩基を使用しない穏和な条件下での自己橋かけキトサンヒドロゲルの作製と特性評価【Powered by NICT】

Fabrication and characterization of a self-crosslinking chitosan hydrogel under mild conditions without the use of strong bases

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巻： 156 ページ： 372-379 発行年： 2017年
JST資料番号： E0961A ISSN： 0144-8617 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

自己架橋キトサンヒドロゲルがそれらの生分解性と生体適合性のために生物医学的応用のための高度に適した材料である。しかし,水酸化ナトリウム,そのようなヒドロゲルの調製にしばしば用いられるような,強塩基は生体適合性に影響する,ヒドロゲルの生物活性因子または薬物ペイロードを破壊することが知られている。本研究では,強塩基は,塩化ナトリウム(NaCl)およびリン酸緩衝生理食塩水(PBS, pH=7.4),凍結融解中和法によるヒドロゲル作製のためのゲル化溶液として用いたにより置換した。非細胞毒性は,ヒドロゲルのためのMTTアッセイで示した。著者らの知見は,ヒドロゲル微細構造及び物理的性質をゲル化過程の間の,濃度,温度およびpHのような,修正パラメータによって調整される可能性があることを示唆した。さらに,本ヒドロゲルはpHおよびイオン強度応答性を示すことが分かったと制御された薬物放出のような生物医学的応用のための刺激応答性材料として利用できる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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著者キーワード (4件)： , , ,

多糖類 , 医用素材 , 高分子固体の構造と形態学

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