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J-GLOBAL ID：201702280296639283   整理番号：17A0313870

新しい酵素的に架橋したヒアルロン酸ヒドロゲルは3次元神経回路網の形成を支持する【Powered by NICT】

Novel enzymatically cross-linked hyaluronan hydrogels support the formation of 3D neuronal networks

著者 (3件)： Broguiere Nicolas (Department of Health Sciences and Technology, ETH Zuerich, Otto-Stern-Weg 7, 8093 Zuerich, Switzerland) ,  Isenmann Luca (Department of Health Sciences and Technology, ETH Zuerich, Otto-Stern-Weg 7, 8093 Zuerich, Switzerland) ,  Zenobi-Wong Marcy (Department of Health Sciences and Technology, ETH Zuerich, Otto-Stern-Weg 7, 8093 Zuerich, Switzerland)
資料名： Biomaterials  (Biomaterials)
巻： 99  ページ： 47-55  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： C0964B  ISSN： 0142-9612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒアルロナン(HA)は,中枢神経系の細胞外マトリックスの必須成分であり,その高い分子量(MW)は,再生医療に関連する抗炎症および抗線維化特性を有している。,活性化血液凝固第XIII因子(FXIIIa)のトランスグルタミナーゼ(TG)活性を用いた架橋高MWのHAに基づく新しいヒドロゲルを導入した。これらHATGゲルは以前のHAゲルと比較して,神経組織工学のための重要な利点を持っている。第13a因子の非存在下でそれらの化学的不活性のために,材料は長期貯蔵することができ,溶液中で安定であり,細胞毒性を示さなかった。ゲル化が酵素の特異性のために完全に細胞に優しいとゲル化速度は生理的pHと剛性の独立で数秒から数時間まで調整することができた。ゲルは注入可能であり,フィブリノーゲンとフィブリンに共有付着し,in vitroでの組織工学における二種の一般的な生物活性成分だけでなく,in vivoで存在する蛋白質,ゲルは脳または脊髄欠陥に共有結合を可能にした。HATGゲルのこれらの最適化学的性質及び生理活性は前例のない性能の3Dニューロン培養の形成を可能にし,高速軸索伸長,軸索と樹状突起スペシエーション,3Dネットワークにおける強いシナプス結合性,急速に発生と持続性配位電気活性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 再生医療 ,  *ヒアルロン酸 ,  in vitro実験 ,  細胞毒性 ,  軸索 ,  *ヒドロゲル ,  細胞外マトリックス ,  生体組織工学 ,  ゲル化 ,  *三次元 ,  共有結合 ,  フィブリン ,  *ゲル ,  *神経回路網 ,  生物活性

著者キーワード (5件)： ヒアルロナン ,  ヒドロゲル ,  Transglutaminase ,  ニューロン ,  組織工学

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 酵素 ,  架橋 ,  ヒアルロン酸 ,  ヒドロゲル ,  3次元 ,  神経回路網 ,  支持