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J-GLOBAL ID：201702280561823839   整理番号：17A0212584

HLA-G生物学の理解における最近の進歩:広範囲のヒト疾患の教訓

Recent Advances in Our Understanding of HLA-G Biology: Lessons from a Wide Spectrum of Human Diseases

著者 (5件)： MORANDI Fabio (Istituto Giannina Gaslini, Genoa, ITA) ,  RIZZO Roberta (Univ. Ferrara, Ferrara, ITA) ,  FAINARDI Enrico (Azienda Ospedaliero-Universitaria Careggi, Florence, ITA) ,  ROUAS-FREISS Nathalie (Inst. des Maladies Emergentes et des Therapies Innovantes (iMETI), CEA, Paris, FRA) ,  PISTOIA Vito (Istituto Giannina Gaslini, Genoa, ITA)
資料名： Journal of Immunology Research (Web)  (Journal of Immunology Research (Web))
巻： 2016  ページ： 4326495 (WEB ONLY)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U7019A  ISSN： 2314-8861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HLA-Gは,同種移植認知(すなわち,母体-胎児の境界面または移植された患者)を回避するために免疫応答の調節が必要とされる生理学的状態で発現される強力な免疫調節活性を有するHLAクラスIb分子である。しかし,HLA-Gは,固形腫瘍および血液腫瘍や,および微生物またはウイルス感染の間を含むいくつかの病理学的状態において,高レベルで新規に発現することが出来,腫瘍細胞または病原体に対する免疫応答の障害をもたらす。一方,免疫応答のHLA-G媒介制御の喪失は,免疫エフェクター細胞の制御されない活性化によって引き起こされる自己免疫や炎症性疾患の発症をもたらし得る。ここでは,過去2年間に発表された様々な生理学的および病理学的状況におけるHLA-G機能に関する新規な知見を検討した。これらの研究はさらに,免疫系の調節におけるこの分子の重要な役割を確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *MHCクラスI抗原 ,  *ヒト白血球抗原 ,  同種移植 ,  病原体 ,  *免疫反応 ,  腫瘍 ,  妊娠 ,  自己免疫病 ,  炎症 ,  感染症 ,  栄養芽層 ,  遺伝子 ,  遺伝子多型 ,  拒絶反応 ,  ハプロタイプ
準シソーラス用語： *HLA-G ,  炎症性疾患 ,  免疫回避 ,  HLA-G遺伝子

分類 (3件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  抗原・抗体・補体一般  (ED04010A) ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  (GW22010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： HLA-G ,  生物学 ,  理解 ,  ヒト疾患 ,  教訓