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J-GLOBAL ID:201702280994149320   整理番号:17A0699280

イオン照射により誘起されたTi_3AlC_2におけるナノ双晶構造の形成【Powered by NICT】

Formation of nano-twinned structure in Ti3AlC2 induced by ion-irradiation
著者 (9件):
資料名:
巻: 128  ページ: 1-11  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ナノ双晶微細構造を高分解能透過型電子顕微鏡および電子線回折のキャラクタリゼーション,すれすれ入射X線回折と組み合わせたによるイオン照射Ti_3AlC_2で見られた。化学組成の明らかな差は,初期と照射試料の間で観察されなかった。Ti_3AlC_2はイオン照射後の岩塩構造であり,TiとAl原子はランダムに陽イオン位置を占めるであるカチオン無秩序のTi-Al-C系に変換し,C原子は0.5の占有率をもつアニオンサイトを占める。照射Ti_3AlC_2はナノ双晶構造を示し,双晶の厚さは2~10nmの範囲であった。欠陥の大部分は,双晶境界,これはAlの偏析に起因すると考えられる近くに位置している。固溶体のイオン照射と安定性(Ti, Al)Cによって誘起された複合酸化物の構造変化に基づいて,Ti_3AlC_2は化学的不規則性,高対称性構造変化低対称性への化学的秩序を通して欠陥に対応する自然傾向を持つことを仮定した。ナノ双晶構造の形成機構は,カチオンの照射誘起アンチサイト欠陥,C原子の不規則性,およびTi_3AlC_2の格子構造特性に関連している。ナノ双晶構造はTi_3AlC_2の照射耐性を著しく改善するため,~150dpaでのAuイオンの照射下でのその安定性を調べた。双晶厚さの中程度の増加が見られるだけであるとナノ双晶構造は基本的に保持されるが,このことはナノ双晶構造の大きな安定性を示し,Ti_3AlC_2を改良型原子力システムのための非常に有望な照射耐性材料。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化  ,  セラミック・磁器の性質 
タイトルに関連する用語 (2件):
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