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J-GLOBAL ID:201702282949178695   整理番号:17A0660212

女王フェロモンはミツバチ働きバチ卵巣におけるプログラムされた細胞死を調節する【Powered by NICT】

Queen pheromone regulates programmed cell death in the honey bee worker ovary
著者 (3件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 646-652  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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社会性昆虫コロニーでは,フェロモンを分泌する,女王の存在は,労働者の生殖状態を調節するための重要な環境手がかりである。しかし,最近まで通性働きアリ生殖不能を根底にある分子機構は未同定であった。ミツバチにおける作業者の卵形成(Apis mellifera)の研究はプログラムされた細胞死は卵形成の調節の中心であることを示した。女王フェロモン,作業者の年齢と卵巣状態は,労働者の卵巣におけるプログラム細胞死と細胞数の両方にどのように影響するか調べた。昆虫組織におけるプログラム細胞死(カスパーゼ活性)と生細胞数(アデノシン三りん酸の量から推定した)を同時に測定する新しい方法を述べた。女王フェロモンに曝露された労働者は,曝露されていないものより卵巣におけるカスパーゼ活性のより高いレベルを有していた。著者らの結果は,女王フェロモンは,労働者の卵母細胞の流産と労働者階級の生殖阻害を引き起こす卵形成中期チェックポイントでプログラム細胞死を誘発することを示唆した。それにもかかわらず,高カスパーゼ活性は女王フェロモンに曝露されない労働者からの活性卵巣に存在した。カスパーゼ活性は正常な卵母細胞の発育のための,後期卵形成でのプログラムされた細胞死を起こしているナース細胞からである可能性が最も高い。著者らの研究は,生物の社会的環境は組織内のプログラムされた細胞死に影響を及ぼすことができることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
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遺伝子発現  ,  分子遺伝学一般  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  その他の感覚  ,  細胞膜の受容体 

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