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J-GLOBAL ID:201702282996347495   整理番号:17A0230164

pHAST(トロンビンに対するpH駆動アプタマースイッチ)による標的蛋白質のキャッチアンドリリース

pHAST (pH-Driven Aptamer Switch for Thrombin) Catch-and-Release of Target Protein
著者 (6件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 1493-1499  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,pHAST(トロンビンに対するpH駆動アプタマースイッチ)を設計し,これを用いた標的蛋白質のキャッチアンドリリースについて報告した。pHASTは,DNAアプタマーをベースとしたpHスイッチャブルなナノデバイスであり,標的蛋白質のキャッチアンドリリースが可能なシステムである。より具体的には,本研究のpH駆動DNAナノマシンは,ヒトα-トロンビン結合アプタマーをベースとしており,ヒトα-トロンビンの特異的キャッチアンドリリースを,中性pHと酸性pHのそれぞれにおいて行うことが可能なように設計されている。中性域では,本ナノマシのトロンビンアプタマー部分はむきだしの状態にあり,標的蛋白質への結合に必要な,グアニン四重鎖のコンフォメーション中に存在している。弱酸性pH域では,本ナノマシン中のポリアデニンの部分が部分的にプロトン化されることで,A+(anti)-G(syn)のミスペアリングが起こるが,その結果,ナノマシンの構造変化に結び付き,標的蛋白質が放出される。この構造変化のスイッチングのモニタリングに蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)を用いることで,複数回のpH変化サイクルの観察を試みた。また,電気泳動移動度シフトアッセイ(EMSA)および蛍光異方性を用いて,pH変化に依存して行われる本ナノマシンによる標的蛋白質のキャッチ&リリースを評価した。
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分類 (3件):
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有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  核酸一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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