文献

J-GLOBAL ID：201702283094034298   整理番号：17A0259238

イネ変異体NRL4の表現型分析と遺伝子定位【JST・京大機械翻訳】

Phenotype Analysis and Gene Mapping of Narrow and Rolling Leaf Mutant nrl4 in Rice (Oryza sativa L.)

著者 (6件)： Liang Rong (College of Agriculture and Biotechnology, Zhejiang University) ,  Qin Ran (College of Agriculture and Biotechnology, Zhejiang University) ,  Zeng Dongdong (College of Agriculture and Biotechnology, Zhejiang University) ,  Zheng Xi (Analysis Center of Agrobiology and Environmental Science, Zhejiang University) ,  Jin Xiaoli (College of Agriculture and Biotechnology, Zhejiang University) ,  Shi Chunhai (College of Agriculture and Biotechnology, Zhejiang University)
資料名： Zhongguo Nongye Kexue  (Zhongguo Nongye Kexue)
巻： 49  号： 20  ページ： 3863-3873  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1459A  ISSN： 0578-1752  CODEN： CKNYAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： [目的]本研究の目的は,イネの葉における突然変異体の葉の変化の分子機構を研究し,新しいイネの葉巻遺伝子を同定することである。[方法]EMSを用いてインディカ米品種浙農34を突然変異させ、一つの突然変異体を獲得し、ヒットを44(NARROW AND ROLLING LEAF 4)とした。野生型浙農34とNRL4の各10株を出穂期にランダムに選び、その表現型観察と主な農芸性状調査などを行い、葉緑素含有量を測定した。同時に、ZEISS蛍光顕微鏡を用いて、止葉中部の叶片横の維管束の数を観察し、泡状細胞の数を統計した。本研究では,F_1とF_2の葉の表現型を観察し,F_2における形質分離株の遺伝的挙動を分析するために,育成 安定4を親として用いた。NRL4とジャポニカ米品種浙農大104の交雑を利用し、有するはF_2分離集団を用いて遺伝子の精密な位置決めを行った。定量的発現を用いて,5つの予測された遺伝子の相対的発現量を分析した。【結果】野生型と比較して,窄卷叶突突然変異体NRL4の出穂期は,すべての葉においてランダムコイル,そして,クロロフィル含有量が増加した。株高稍有は増加し、結実率は増大し、穀粒は明らかに長くなり、狭くなった。窄卷叶突突然変異体NRL4の機能は異なる程度で減少し、葉型はより直立している。突然変異体の表面に特有の泡状細胞の数は減少し,体積は小さくなり,葉の内側に巻き込まれた。突然変異体NRL4の葉脈数は減少し,葉は狭くなり,中側の2つの維管束間の小維管束は平均4.5個であったが,野生型は6.0個であった。遺伝分析により、突然変異体NRL4と浙農34が交雑したF_1の表現型は正常で、F_2集団中の正常な植物と窄卷叶の突然変異株の分離比は3に符合することが分かった。1、突然変異体NRL4の突然変異性状は1対の劣性核遺伝子によって制御されることを示した。SSRとINDEL分子マーカーを利用して,NRL4をイネの第3染色体長腕3M11103と3M1115の間に位置させ,物理的距離は約53KBであることを示した。この区間では,5つの予測アノテーション遺伝子があり,配列アラインメントと発現解析は,野生型浙農34と変異体NRL4の間で,これらの遺伝子配列とプロモーター配列は変化しなかったが,LOC_OS03G19770は突然変異体葉における発現量が有意に増加したことを示した。[結論]NRL4葉の狭窄は維管束の数の減少と関係があり、葉の発生率は泡状細胞の数の減少、体積の減少と関係がある。イネ4の形質は1対の劣性核遺伝子により制御され,この遺伝子は第3染色体INDEL標識3M11103と3M1115の物理的距離53KBの範囲内に位置し,予測された領域内の遺伝子配列と5’UTR領域に塩基変異は見られなかった。しかし,LOC_OS03G突然変異体の葉における発現量は野生型植物の葉の17.5倍に達し,LOC_OS03G19770が候補遺伝子であることが推測された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 交雑 ,  野生型 ,  *表現型 ,  品種 ,  *遺伝 ,  *遺伝子 ,  *変異 ,  プロモーター領域 ,  クロロフィル ,  突然変異
準シソーラス用語： 遺伝子配列 ,  染色体3 ,  分子マーカー ,  遺伝子解析 ,  出穂期 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： rice (Oryza sativa L.) ,  narrow and rolling leaf mutant ,  phenotype analysis ,  genetic analysis ,  gene mapping

分類 (2件)： 遺伝的変異  (EC01030Y) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (6件)： イネ ,  変異体 ,  表現型 ,  分析 ,  遺伝子 ,  定位