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J-GLOBAL ID：201702283524591317   整理番号：17A0281592

無標識中赤外線蛋白質測定に向けて ウシ血清アルブミンの表面増強赤外吸収分光法のための裸の金ナノ粒子のin-situ形成

Towards label-free mid-infrared protein assays: in-situ formation of bare gold nanoparticles for surface enhanced infrared absorption spectroscopy of bovine serum albumin

著者 (3件)： LOPEZ-LORENTE Angela Inmaculada (Ulm Univ., Ulm, DEU) ,  WANG Pei (Ulm Univ., Ulm, DEU) ,  MIZAIKOFF Boris (Ulm Univ., Ulm, DEU)
資料名： Microchimica Acta  (Microchimica Acta)
巻： 184  号： 2  ページ： 453-462  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： D0076A  ISSN： 0026-3672  CODEN： MIACAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストリア (AUT)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 減衰全反射(ATR)法によるウシ血清アルブミンの表面増強赤外吸収(SEIRA)分光法において,ATR液体セル中に0.1%四塩化金酸溶液を入れ,金ナノ粒子(AuNPs)を発生させた。セル壁がステンレス鋼製であることが有利に働く。導波路の表面にもAuNTsは生じる。AuNTsの生成は,対応するSEIRA効果から水の吸収が強くなることからモニターすることができた。AuNPs生成条件の最適化を行った後,中赤外線を利用する無標識でのウシ血清アルブミン(BSA)定量への適用を試みた。BSA水溶液(25-250mg・L^-1)をSEIRA基質上において,SEIRA-ATRスペクトルを得た。測定毎にAuNPsをin-situ発生させた。校正関数はLangmuir等温式に合致させられ(R²=0.99609),検出限界は1.93mg・L^-1であった。又,250mg・L^-1での測定精度はRSDで11.9%であった。重水中でのBSA測定も検討した。

シソーラス用語： *赤外反射吸収分光法 ,  *ナノ粒子 ,  赤外線 ,  定量分析 ,  *血清アルブミン ,  化学合成 ,  導波路 ,  吸着等温式 ,  重水 ,  ATR分光法 ,  金 ,  *分光光度定量 ,  赤外吸収スペクトル ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： *表面増強赤外吸収分光法 ,  *金ナノ粒子 ,  中赤外線 ,  蛋白質定量 ,  ウシ血清アルブミン ,  in situ合成 ,  Langmuir等温式 ,  FTIRスペクトル

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機物質の物理分析一般  (CC03031B) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 無標識 ,  中赤外線 ,  蛋白質 ,  ウシ血清アルブミン ,  表面増強赤外吸収分光法 ,  金ナノ粒子