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J-GLOBAL ID：201702284015210182   整理番号：17A0570324

血液粘性度の迅速分析のために用いたmoving-window PLS法と組合わせた可視-近赤外分光

Vis-NIR spectroscopy with moving-window PLS method applied to rapid analysis of whole blood viscosity

著者 (4件)： CHEN Jiemei (Jinan Univ., Guangdong, CHN) ,  YIN Zhiwei (Jinan Univ., Guangdong, CHN) ,  TANG Yi (Jinan Univ., Guangdong, CHN) ,  PAN Tao (Jinan Univ., Guangdong, CHN)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 409  号： 10  ページ： 2737-2745  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 血液粘性度は,心血管および脳血管に関わる病気の臨床的な指標となるため,それを迅速に測定できる方法の開発は重要である。本研究では,血液の可視-近赤外領域の光吸収スペクトルを,moving-window PLS(MW-PLS)法により解析することにより,スペクトルのどの波長領域を解析すれば,血液粘性度を推定できるかを調べた。ここでは,300の血液試料を用いて,MW-PLSのモデリングを行い,150の血液を用いて,結果の検証を行った。血液は,男性由来および女性由来に分けた。また,血液粘性度は,低,中,高剪断速度における3種とした。結果として,男性の血液では,812~1278nmのスペクトル,女性の血液では,670~1146nmのスペクトルを解析することにより,高い精度により,血液粘性度を推定できることが明らかになった。

シソーラス用語： *部分最小二乗法 ,  *血液粘性度 ,  迅速分析 ,  モデリング ,  *スペクトロスコピー ,  光吸収スペクトル ,  剪断速度 ,  データ解析
準シソーラス用語： *可視近赤外分光法

分類 (3件)： 有機物質の物理分析一般  (CC03031B) ,  血液一般  (EJ03010L) ,  血液検査  (GC02050D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 血液粘性度 ,  迅速分析 ,  PLS法 ,  近赤外分光