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J-GLOBAL ID:201702284110943308   整理番号:17A0446999

CNGエンジン廃熱回収のための二重ループORC(有機ランキンサイクル)システムのパラメトリック最適化と熱伝達解析【Powered by NICT】

Parametric optimization and heat transfer analysis of a dual loop ORC (organic Rankine cycle) system for CNG engine waste heat recovery
著者 (12件):
資料名:
巻: 118  ページ: 753-775  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0631A  ISSN: 0360-5442  CODEN: ENEYDS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,2重ループORC(有機Rankineサイクル)システムは,排気エネルギー,冷却系からの廃熱及びその六気筒CNG(圧縮天然ガス)エンジンの中間冷却器排熱を回収するために採用した。2重ループORCシステムの熱力学,熱伝達,および最適化モデルを確立した。全運転範囲でCNGエンジンの廃熱特性に基づいて,GA(遺伝的アルゴリズム)を用いて,正味出力を最大化し,熱伝達面積を最小化する熱力学的及び熱伝達性能のためのPareto解を解いた。最適化の結果と組み合わせて,2重ループORCシステムの最適パラメータ領域は様々な運転条件の下で決定した。,CNG(圧縮天然ガス)エンジンの運転条件による熱伝達面積の変化を解析した。結果はHT(高温)サイクルの最適蒸発圧力と過熱度は主にCNG(圧縮天然ガス)エンジンの運転条件により影響されることを示した。全運転範囲でHTサイクルの最適蒸発圧力と過熱度は2.5 2.9MPaと0.43 12.35K以内であった。蒸発器1の出口でのHTサイクル,LT(低温)サイクルの蒸発温度と凝縮温度,および排気温度の最適凝縮温度は,CNGエンジンの種々の操作条件下でほぼ一定に保たれている。2重ループORCシステムの熱効率は8.79%~ 10.17%の範囲内であった。2重ループORCシステムは,エンジン定格条件で23.62kWの最大正味出力を達成した。さらに,CNG(圧縮天然ガス)エンジンの運転条件と2重ループORCシステムの運転パラメータは,各熱交換器の伝熱面積に大きく影響する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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