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J-GLOBAL ID:201702284136874764   整理番号:17A0003934

半乾燥森林での乾期と雨期における蛍光バイオエアロゾル粒子,分子トレーサ,菌類胞子濃度

Fluorescent bioaerosol particle, molecular tracer, and fungal spore concentrations during dry and rainy periods in a semi-arid forest
著者 (13件):
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巻: 16  号: 23  ページ: 15165-15184 (WEB ONLY)  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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バイオエアロゾルはヒト健康と農業にリスクを与え,混合相雲の進化やローカルと地域スケールでの水文循環に影響を及ぼす。大気バイオエアロゾルの量と特性に関する方法とデータの有効性と信頼性は限定的である。リアルタイム紫外レーザ/光-誘起蛍光(UV-LIF)によるデータを分析,培養による胞子やコロラド州ロッキー山脈南部の半乾燥森林にて採取された浮遊菌類胞子に対するオフライントレーサからの結果と比較した。市販されているUV-APS(紫外線エアロダイナミック粒径計測器)と複数の励起と発光波長をもつWIBS-3(広波長積分バイオエアロゾルセンサ,ver.3)を用い,乾燥気象条件と降雨による影響の強い期間に,蛍光エアロゾル粒子(FAPs)を測定した。7つのバイオエアロゾル分子トレーサを高速アニオン交換クロマトグラフィー-パルスアンペロメトリック検出(HPAEC-PAD)を使用して,全浮遊粒子(TPS)ハイボリュームフィルター試料の分析により定量した。同じ測定キャンペーンより,Huffman et al.(2013)は,これまでに,降雨直後に全粒子濃度と蛍光粒子濃度の劇的な増加を報告しており,FAPs濃度と氷核間での強い関係を示した(Huffman et al.,2013;Prenni et al.,2013)。ここに分子トレーサを研究し,降雨期間におけるアラビトール(35.2±10.5ng・m-3)とマンニトール(44.9±13.8ng・m-3)の大気濃度が乾期と比べて3~4倍高くなることを示す。降雨中と降雨後,FAPとトレーサ質量量濃度間での相関は高くなった。104m-3オーダーでの菌類胞子数濃度は,乾期においてTSP質量濃度の2~5%であり,降雨期間では17~23%ととなり,これはトレーサ測定のスケーリングと,UV-LIFデータに応用された多重解析法により得られた。エンドトキシン濃度は降雨期間に上昇し,しかしFAP濃度との相関は見られなかった。TSP試料中のエリスリオール,レボグルコサン,グルコース,(1→3)-β-D-グルカンの平均質量濃度を乾期と降雨気象条件に対して別々に報告する。全体として,結果はUV-LIF測定を使用して菌類胞子濃度を推定でき,しかし,装置とデータ解析方法の開発が改善された定量値のためには必要であることを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
粒状物調査測定  ,  微生物の生化学 

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