文献
J-GLOBAL ID:201702284379684108   整理番号:17A0232895

Sophora alopecuroides(マメ科)の総アルカロイドがStaphylococcus epidermidisにおける生物膜形成に及ぼす影響

Effects of Total Alkaloids of Sophora alopecuroides on Biofilm Formation in Staphylococcus epidermidis
著者 (13件):
資料名:
巻: 2016  号: Pharmacology  ページ: ROMBUNNO.4020715 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Staphylococcus epidermidis(S.epidermidis)は病原性が低い日和見感染菌であり,獣医臨床分野では繰り返しウシ乳腺炎の流行を引き起こしている。本報告ではS.epidermidisの生物膜モデルを作製し,細菌培養物に対する最小発育阻止濃度(MIC)およびサブMIC(SMIC)を調べた薬剤は,Sophora alopecuroides総アルカロイド(TASA),シプロフロキサシン(CIP),およびエリスロマイシン(ERY)だった。生物膜の形成と特徴パラメータをXTTアッセイ,銀染色,共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)を用いて分析した。結果はTASAのサブMICは細菌の生物膜活性の50%を阻止できたが,CIPおよびERYはそれぞれMICの250倍でも生物膜形成の50%および47%しか阻止しなかった。これらの3種類の薬剤は全て初期段階で生物膜形成を阻止できたが,TASAは後期の生物膜肥厚化においてより優れた阻止効果を示した。CLSMを用いた形態学的分析は,これら薬物により生物膜が破壊されることを確認した。こうした結果は,TASAは臨床のS.epidermidisの生物膜形成に対し阻止作用を有していることを示唆している,またTASAは獣医の臨床におけるS.epidermidis関連感染症の治療を目的として,更なる研究に値するものと考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  細菌による動物の伝染病 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る