文献

J-GLOBAL ID：201702284857055365   整理番号：17A0702624

アミロイドβ線維形成阻害における金ナノ粒子とナノクラスタのサイズ効果【Powered by NICT】

The size-effect of gold nanoparticles and nanoclusters in the inhibition of amyloid-β fibrillation

著者 (6件)： Gao Guanbin (State Key Laboratory of Advanced Technology for Materials Synthesis and Processing, Wuhan University of Technology, Wuhan, People’s Republic of China. [e-mail] [e-mail]) ,  Zhang Mingxi ,  Gong Dejun ,  Chen Rui ,  Hu Xuejiao ,  Sun Taolei
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 12  ページ： 4107-4113  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Alzheimer病(AD)の重要な病理学的特徴は,脳におけるアミロイドβ(Aβ)プラークの沈着とシナプス機能障害とそれに関連した神経変性である。Aβ線維化を阻害する化合物や薬物は,ADに対する新規治療戦略を開発することが望ましい。従来戦略は,通常,それらの分子構造の複雑な設計を必要とする。ここに,蛋白質アミロイド症の阻害中の金ナノ粒子(AuNPs)とナノクラスタ(AuNC)のサイズ効果を報告した。異なるサイズとAuNCとL-グルタチオン安定化AuNPを用いた例として,大きなAuNPはAβ線維化を加速することを示したが,小さいAuNPはこの過程を抑制した。より興味深いことに,小さいサイズのAuNCはアミロイドーシスを完全に阻害することができる。動的光散乱(DLS)実験はAuNCsが効率的に大きなオリゴマ(例えばミセル)への凝集Aβペプチドを防ぎ,線維を形成する核形成回避できることを示した。オリゴマはAβ毒性の主要な源であるので,この新しいAD治療法を開発するために非常に重要である。設計抗アミロイド薬,生物学的ナノ構造を新しい観点からAβ細動におけるin vivoで関与し理解するための興味ある洞察を提供するに新しい戦略を提示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *アミロイド ,  オリゴマ ,  *ナノクラスタ ,  プラーク ,  *アミロイドβタンパク質 ,  ナノ構造 ,  *サイズ効果 ,  アミロイドーシス ,  *線維症 ,  Alzheimer病 ,  治療法 ,  分子構造
準シソーラス用語： アミロイドβペプチド ,  神経変性 ,  *金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  製剤一般  (GY02010Z) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  (ED04030W) ,  生化学的分析法  (EA03030G)

タイトルに関連する用語 (6件)： アミロイドβ ,  線維形成 ,  阻害 ,  金ナノ粒子 ,  ナノクラスタ ,  サイズ効果