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J-GLOBAL ID:201702285562550725   整理番号:17A0669217

BCL-10蛋白質の異常発現は,粘膜関連リンパ節組織におけるB細胞リンパ腫の診断において重要な役割を果たす。【JST・京大機械翻訳】

Abnormal expression of bcl-10 protein in extranodal marginal zone B cell lymphoma of mucosaassociated lymphoid tissue lymphoma type
著者 (7件):
資料名:
巻: 36  号: 12  ページ: 819-824  発行年: 2007年12月08日 
JST資料番号: C2323A  ISSN: 0529-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】粘膜関連リンパ組織におけるB細胞リンパ腫(MALTリンパ腫)の診断におけるBCL-10蛋白質発現の価値を調査する。方法:140例の異なる部位のMALTリンパ腫を収集し、胃38例、眼窩35例、腸16例、皮膚15例、唾液腺15例、肺14例、甲状腺3例、その他部位4例を含んだ。対照群;10人の患者において,扁桃体過形成(RFH),5人の眼窩のリンパ組織過形成,143人の非MALTリンパ腫,および非ホジキンリンパ腫(NHL)があった。20例のNK/T細胞リンパ腫、20例の濾胞性リンパ腫(FL)、20例の間質性大細胞性リンパ腫(ALCL)、20例のリンパ節内の瀰漫性B細胞性リンパ腫(NMZL)、12例のリンパ節性リンパ腫(MCL)、6例の末梢T細胞リンパ腫(PTCL)、6例の末梢T細胞リンパ腫(PTCL)、3例のB細胞が含まれた。小リンパ細胞リンパ腫(B-SLL)、1例のリンパ形質細胞性リンパ腫(LPL)と1例の形質細胞腫。BCL-10蛋白質の発現を免疫組織化学によって検出した。CD20とBCL-10の共発現を免疫組織化学によって検出した。結果:扁桃体のRFHにおいて、BEL-10タンパクは中程度の強度で胚中心のB細胞質に発現し、細胞は発現せず、辺縁細胞と副皮質領域のT細胞は弱く発現した。眼窩リンパ組織の増殖において、2例のBEL-10は陰性で、3例は主にリンパ濾胞胚中心のB細胞質を呈し、扁桃体のRFHの発現と類似している。非MALTリンパ腫の他のNHLにおいて、3例(3/3)の原発性胃癌の呈胞核陽性を除いて、その他はいずれも細胞核の発現が見られなかった。異なるNHLにおける細胞質の陽性率は,以下の通りであった。,(と%),胃(7%),胃(ALCL%),PTCL(6/6),AILT(6/6),NMZL(13%),SMZL(11%),B-SLL(3/3),および形質細胞腫(1/1)であった。11例のMCLは細胞質の疑いがあり、20例のNK/T細胞リンパ腫と1例のLPLは陰性であった。一部のリンパ腫では腫瘍性細胞の発現が見られ、反応性の小さいリンパ細胞は発現しない。MALTリンパ腫のBCL-10の総発現率は92.1%(129/140/))であり、その中の54.3%(76/140/))の細胞質は陽性で、37.9%(53/140/))の核は陽性であった。しかし、異なる部位の細胞核の陽性率は異なる。MALTリンパ腫において,BCL-10蛋白質の発現は,最も一般的眼窩(25.7%)であった。異常なBCL-10細胞核発現のほかに、約20%の反応性濾胞がある症例は胚中心に発現している。二重標識はBCL-10陽性細胞がCD20陽性細胞であることを示したが、CD20陽性細胞はBCL-10陽性細胞より多かった。結論:(1)リンパ球増殖性病変におけるBCL-10タンパク質は普遍的に発現し、細胞質の発現は多くのNHLと反応性過形成に見られるが、リンパ腫では腫瘍細胞の発現を示し、反応性細胞は発現せず、BCL-10異常は一部のリンパ腫の形成に関与している可能性が示唆された。(2)核内のBCL-10の異常発現は主にMALTリンパ腫に見られる。眼窩、肺などの部位の胞核強陽性と胚中心陰性の特殊なパターンは、MALTリンパ腫の診断及び反応性病変の鑑別診断に一定の補助的意義がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
血液の腫よう  ,  臨床腫よう学一般 

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