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J-GLOBAL ID:201702285641620026   整理番号:17A0482270

精油のα-ロンギピネンとリナロオールのCandida albicansのバイオフィルム形成と菌糸増殖に対する抑制効果

Inhibitory effects of the essential oils α-longipinene and linalool on biofilm formation and hyphal growth of Candida albicans
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巻: 33  号: 1-2  ページ: 143-155  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: T0718A  ISSN: 0892-7014  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Candida albicansは最も一般的な菌類病原体であり,ヒトに系統的で侵襲性の感染を引き起こす。Candida albicansのバイオフィルは,酵母,菌糸,ならびに,偽菌糸の要素から構成されており,酵母から菌糸段階への移行は病原因子である可能性がある。本研究では,最初に,種々な精油のCandida albicans株に対する抗バイオフィルム活性を研究し,カスカリラ樹皮油とヘリクリサムオイル,その成分のα-ロンギピネン(両方の主要成分)とリナロオールが,浮遊性細胞増殖に影響を及ぼさずにバイオフィルムの形成を著しく抑制することが分かった。また,α-ロンギピネンとリナロオールは系統的にバイオフィルム形成を減らすことが分かった。特に,カスカリラ樹皮油,ヘリクリサムオイル,α-ロンギピネン,または,リナロオールによる処理は,明らかに菌糸の形成を阻止し,これは,それらの抗バイオフィルム作用が大きな理由のようであった。更に,α-ロンギピネンとリナロオールの2つの精油は,Caenorhabditis elegansにおけるCandida albicansの菌力を低下させた。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物に対する影響  ,  精油,香料 

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