文献

J-GLOBAL ID：201702285840122616   整理番号：17A0261906

腎明細胞癌におけるSET8の発現と786-O細胞の増殖能への影響を検討した。【JST・京大機械翻訳】

Expression of SET8 in renal cell carcinoma and the effects of SET8 silencing on proliferation and migration of 786-O cells

著者 (7件)： Xu Jinsheng (Department of Nephrology, The Fourth Hospital of Medical University) ,  Wang Jing (Department of Nephrology, The Fourth Hospital of Medical University) ,  Zhang Junxia (Department of Nephrology, The Fourth Hospital of Medical University) ,  Bai Yaling (Department of Nephrology, The Fourth Hospital of Medical University) ,  Cui Liwen (Department of Nephrology, The Fourth Hospital of Medical University) ,  Zhang Huiran (Department of Nephrology, The Fourth Hospital of Medical University) ,  Zhang Shenglei (Department of Nephrology, The Fourth Hospital of Medical University)
資料名： Zhonghua Miniao Waike Zazhi  (Zhonghua Miniao Waike Zazhi)
巻： 37  号： 11  ページ： 860-865  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2320A  ISSN： 1000-6702  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】腎明細胞癌(RCC)におけるSET8の発現と臨床的意義を調査し,786-O細胞の増殖と転移に及ぼすその影響を研究する。方法:2006年12月から2011年12月までの156例の腎臓切除術後の標本を収集し、病理タイプはいずれも腎明細胞癌であった。免疫組織化学的染色を用いて,腎明細胞癌におけるSET8蛋白質の発現を検出し,SET8蛋白質発現と臨床病理学的特徴との関係を分析した。【目的】IN VITROで腎細胞癌786-O細胞を培養し,ヒトのSET8遺伝子に対する4対の短いヘアピンRNA(SHRNA)配列(1,SHRNA2,SHRNA3,SHRNA4)を設計する。リポフェクタミン2000をベクターとして用い,細管細胞を786-O細胞にトランスフェクトし,トランスフェクション効率を蛍光顕微鏡下で観察した。786-O細胞におけるSET8蛋白質の発現をウエスタンブロット法によって検出し,有効なSHRNA配列をスクリーニングした。786-O細胞を,効果的にSHRNAによって形質移入し,3つの群に分割した。SET8-SHRNAトランスフェクション群(SET8-SHRNA)、陰性対照群(陰性対照SHRNA)、正常対照群(未トランスフェクション群)。786-O細胞の増殖能力をMTTアッセイによって検出した。コロニー形成実験を行い,細胞クローン形成能を検出した。細胞遊走能をスクラッチ試験によって検出した。【結果】SET8蛋白質の陽性発現率は,腎明細胞癌組織で98.7%(8/154/156),SET8蛋白質発現率は60.3%(5/94/156)であった。SET8蛋白質の発現は,腎明細胞癌の病期,腫瘍サイズおよびリンパ節転移と関連していた(P<0.05)。SET8-SHRNAの濃度がZΜG/L、LIPOFECTAMINE2000が4Μ1/穴のトランスフェクション条件下で、トランスフェクション効率は約70%であった。最適干渉配列はSET8-SHRNA2であり,48時間のトランスフェクション効率は64%であった。SET8-SHRNA2群におけるSET8蛋白質の発現率は,トランスフェクション後48時間で陰性対照群および正常対照群より有意に低かった(T=-38.174,P<0.01;T=-58.766,P<0.01)。SET8遺伝子発現をSHRNAでサイレンシングした後,SET8-SHRNAトランスフェクション群の786-O細胞の増殖,クローン形成および移動能力は有意に阻害された。【結語】SET8蛋白質の発現は,腎明細胞癌における腫瘍の発生および進行を促進する可能性がある。SET8蛋白質発現のサイレンシングは,腎明細胞癌786-O細胞の悪性腫瘍生物学的挙動を効果的に阻害することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ウェスタンブロット法 ,  腎細胞癌 ,  ベクター ,  トランスフェクション ,  *ヒト ,  病理 ,  遺伝子サイレンシング ,  蛍光顕微鏡 ,  RNA【核酸】 ,  クローン
準シソーラス用語： 悪性腫瘍 ,  コロニー形成 ,  蛋白質発現 ,  *786-O細胞 ,  *腎明細胞癌 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Lysine methyltransferaseSET8 ,  Clear cell renal cell carcinoma ,  786-O cell ,  Cell proliferation ,  Colony formation ,  Migration

分類 (1件)： 泌尿生殖器の腫よう  (GM04000S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 腎明細胞癌 ,  発現 ,  細胞 ,  増殖能