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J-GLOBAL ID：201702286358817038   整理番号：17A0644633

工具の高度化・省資源化をもたらす素材代替 PELIDと3Dプリンタの複合システムを用いた砥石の製作

著者 (5件)： 伊藤伸英 (茨城大) ,  大森整 (理研) ,  加藤照子 (理研) ,  梅津信二郎 (早稲田大) ,  松澤隆 (池上金型工業)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 61  号： 6  ページ： 318-321  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 安定した高精度加工が可能な技術の一つに電解インプロセスドレッシング研削法(ELID)研削加工技術がある。最近,立体成形が容易な3Dプリンタと液滴吐出技術であるPELIDを組合せ,砥石の配置制御を実現する新たな砥石製作法を提案した。そこで本稿では,PELIDと3Dプリンタの複合システム用いた砥石の製作を紹介した。まず,PELID(静電力により,導電体に微小液滴を吐出する技術)を用いた砥粒の吐出について,その吐出形態(ボール状砥石,細かい液滴,分散吐出の3形態)と砥粒の吐出例を説明した。次に,PELIDと3Dプリンタによる砥石製作システム概要(3DプリンタノズルとPELIDノズルを配置し,成形と同時に砥粒の吐出制御を行うシステム)を述べ,均一分散,分布制御砥石の試作,およびこれによる基礎加工実験に関し,初期電解ドレッシング特性と試作砥石によるELID加工実験を述べた。最後に,砥石の試作例を3例紹介した。

シソーラス用語： *ドレッシング【砥石】 ,  *電解 ,  *3Dプリンタ ,  *複合系 ,  生産工程 ,  フィラメント ,  押込硬さ ,  摩擦係数 ,  *研削 ,  砥粒 ,  *研削砥石 ,  形状制御 ,  分散【dispersion】
準シソーラス用語： *ELID研削 ,  PELID ,  Vickers硬さ ,  ホイール ,  結合剤【研削砥石】 ,  製造プロセス ,  複合システム

分類 (2件)： 研削・研摩材  (YC06020Q) ,  研削  (QC03000R)

タイトルに関連する用語 (9件)： 工具 ,  高度化 ,  省資源 ,  素材 ,  代替 ,  3Dプリンタ ,  複合システム ,  砥石 ,  製作