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J-GLOBAL ID:201702286571610188   整理番号:17A0157464

食道扁平上皮癌のECA-109とTE-13細胞の放射線感受性に及ぼすニモツズマブの影響とその機序を調査した。【JST・京大機械翻訳】

Effects and its mechanism of Nimotuzumab on radiosensitivity of esophageal carcinoma ECA-109 and TE-13 cell lines
著者 (10件):
資料名:
巻: 38  号: 10  ページ: 732-738  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2345A  ISSN: 0253-3766  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】食道癌におけるECA-109およびTE-13細胞の放射線感受性に及ぼすニモツズマブの影響およびその機序を研究する。【方法】ヒト食道癌ECA-109およびTE-13細胞をIN VITROで培養し,ブランク群,照射群,薬物療法群および併用群(照射+薬物療法)に分割した。併用群のECA-109、TE-13細胞は照射前24Hにニモツズマブ処理を行い、照射後2Hに細胞を収集した。クローン形成実験は,ヒト食道癌ECA-109とTE-13細胞の放射線増感作用を検出するために使用した。各群のアポトーシスをフローサイトメトリーによって検出した。上皮成長因子受容体(EGFR),リン酸化上皮成長因子受容体(P-EGFR),DNA依存性プロテインキナーゼサブユニット(DNA-PKCS),リン酸化DNA依存蛋白質キナーゼサブユニット(P-DNA-PKCS)およびリン酸化ヒストンH2AX(ΓH2AX)の発現をウエスタンブロットによって検出した。【結果】ECA-109細胞の用量(D_Q),平均致死量(D_0),および細胞生存率(SF_2)は,それぞれ1.11,1.40,および0.42であり,照射群のそれらは,それぞれ1.72,2.14,および0.66であった。有意差が認められた(P<0.05)。TE-13細胞のD_Q,D_0,および細胞は2GY照射後にそれぞれ0.41,0.43および0.40であり,照射群では0.46,0.65および0.71であり,有意差が認められた(P<0.05)。ニモツズマブ-ECA細胞とTE-13細胞の放射線増感は1.35と1.43であった。フローサイトメトリー分析の結果,ECA-109細胞とTE-13細胞のアポトーシス率は照射群よりも有意に高かった(P<0.05)。ウエスタンブロットの結果は,ECA-109細胞とTE-13細胞のEGFRとDNA-PKCSの蛋白質発現レベルには有意な変化が全くなかったことを示した(P>0.05)。ECA-109細胞とTE-13細胞において,照射群のP-EGFRとP-DNA-PKCSの発現レベルはブランク群より高く,照射群と対照群のΓH2AXの発現レベルはいずれもブランク群より高かった(すべてP<0.05)。放射線療法群と比較して,併用群のP-EGFRとP-DNA-PKCS蛋白質の発現は有意に減少したが(P<0.05),ΓH2AX蛋白質発現は有意に増加した(すべてP<0.05)。結論:ニモツズマブは,食道癌のECA-109とTE-13細胞の放射線感受性を増加させることができ,その機序はEGFRのリン酸化を阻害し,DNA損傷修復蛋白質の発現を減少させることに関連している可能性がある。細胞分化の程度が低いほど、ニモツズマブの放射線増感作用が強い。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  腫ようの実験的治療 
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