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J-GLOBAL ID:201702286875064579   整理番号:17A0439365

プロポフォールはBcl-2,Bax,カスパーゼ3,Kir6.1,およびp-JNKの発現調節によるHBVSMCにおける低酸素/再酸素化誘導アポトーシスを抑制する

Propofol Suppressed Hypoxia/Reoxygenation-Induced Apoptosis in HBVSMC by Regulation of the Expression of Bcl-2, Bax, Caspase3, Kir6.1, and p-JNK
著者 (4件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.1518738 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究はプロポフォールが脳虚血再灌流損傷から脳を保護することを見出した。しかし,その下にある機構は不明である。低酸素/再酸素化(H/R)後,HBVSMCにおいて,プロポフォールの効果を評価した。細胞生存率とSOD,LDH,およびMDAのレベルを測定した。アポトーシスをフローサイトメトリーにより検出した。Bax,Bcl-2,カスパーゼ3,Sur2b,Kir6.1,JNK,p-JNK,mTOR,およびp-mTORタンパク質のレベルをウェスタンブロットにより測定した。HBVSMCにおいて,H/Rは細胞生存率とSOD活性を減じ,LDH漏洩とMDA含量を増した。これら全てはプロポフォールにより有意に逆転した。プロポフォールはH/Rが誘導するアポトーシスのレベルを抑制した。H/R損傷に引き続き,Bcl-2およびp-mTORの発現は有意に下方調節され,Bax,カスパーゼ3,Kir6.1,そしてp-JNKの発現レベルは上方調節された。p-JNK/JNK比は増加した。しかし,それに応じてp-mTOR/mTOR比は低下した。これらのタンパク質の発現に対する効果は,プロポフォール処理により逆転した。SP600125はプロポフォールの効果を増強し,エベロリムスを減弱した。これらの発見は,HBVSMCにおけるH/R損傷に対するプロポフォールの保護効果が,Bcl-2およびp-mTORの発現誘導,またBax,カスパーゼ3,Kir6.1,およびp-JNKの発現レベルの阻害によるアポトーシス阻害を通じてであることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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血管作用薬・降圧薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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