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J-GLOBAL ID:201702287404445805   整理番号:17A0082764

Fusarium asiaticum(ムギ類赤かび病菌)のベンゾイミダゾール耐性分離菌におけるF200Y変異の遺伝子型を検出するための迅速で高性能な分子的方法の開発

Development of a rapid and high-throughput molecular method for detecting the F200Y mutant genotype in benzimidazole-resistant isolates of Fusarium asiaticum
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巻: 72  号: 11  ページ: 2128-2135  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景。β2チューブリンの遺伝子のコドン200における点突然変異(TTC→TAC,F200Y)は,ムギ類赤かび病菌においては殺かび剤であるベンゾイミダゾールに対する耐性をもたらす。この変異を持つこれらの分離菌は,主として殺かび剤の最小発育阻止濃度(MIC)の測定により検出されるが,それは常に時間がかかり,面倒で,非能率的である。結果。高い特異性を持つ,可視的,迅速,そして効果的な方法を,ループ式等温増幅法(LAMP法)に基づいて開発した。LAMP法のために6セットのプライマーを設計し,1セットについては,F200Tの変異を特異的に検出するように最適化した。最適なLAMP用プライマーを用いて,LAMPの要素の濃度を最適化した。最適条件は57~64°Cにおける75分間の反応であった。LAMP法によってムギ類赤かび病菌のF200Y変異体を検出する可能性は,圃場における人為的な植菌により発病したコムギの穂を用いた試験により確認した。結論。新規なLAMP法は特異性,感受性,安定性,および反復性に優れていた。本方法は圃場で発生したカルベンダジム耐性のムギ類赤かび病菌のリスク評価に有用であり,ムギ類赤かび病菌による赤かび病の総合防除への重要な参照データの提供にもなると考えられた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  菌類による植物病害 
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