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J-GLOBAL ID:201702287487551857   整理番号:17A0495922

Staphylococcus aureus Sortase Aの潜在的な阻害剤である2-フェニル-ベンゾフラン-3-カルボキサミド誘導体の合成,生物学的評価および分子ドッキング分析

Synthesis, biological evaluation and molecular docking analysis of 2-phenyl-benzofuran-3-carboxamide derivatives as potential inhibitors of Staphylococcus aureus Sortase A
著者 (9件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1341-1351  発行年: 2017年02月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グラム陽性菌において,Sortase A(SRT A)はLPXTG(ロイシン,プロリン,X,スレオニン,およびグリシン,Xはすべてのアミノ酸)の認識を介して表面病原性タンパク質を認識し,集合するための重要なシステイントランスペプチダーゼである。SrtA遺伝子を欠いた突然変異体は微生物の生存率に影響を与えず,感染力が弱い。本研究では,一連の2-フェニル-ベンゾフラン-3-カルボキサミド誘導体を合成し,強力なSrtA阻害剤として同定した。活性試験から複数の化合物が,既知ソルターゼA阻害剤pHMB(IC50=130μM)と比較して,SrtAに対する優れた阻害活性を示すことが明らかとなった。構造活性相関(SARs)は3位のアミド基が阻害活性に必須であることを示した。ベンゾフランの2-フェニル位にあるヒドロキシル基をメトキシル,ハロゲンあるいはニトロ基のような他の置換基と置換することで,ほとんどの場合,酵素阻害活性が低下した。化合物Ia-22はIC50値が30.8μMであり,最も強力な阻害剤であることが分かった。分子ドッキング研究は,Ia-22がSrtA 機能部位残基Cys184,Trp194およびArg197と結合するi-ブチル伸長,L型パターンキンクおよびH-結合相互作用を含む,SrtA(PDB:2KID)の結合ポケット内の基質LPXTGとI類似の結合パターンを持つことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  酸素複素環化合物一般 

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