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J-GLOBAL ID：201702288843938004   整理番号：17A0400006

中性子照射した市販のFeCrAl合金における粒界近傍の不均一転位ループ形成【Powered by NICT】

Heterogeneous dislocation loop formation near grain boundaries in a neutron-irradiated commercial FeCrAl alloy

著者 (6件)： Field Kevin G. (Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, TN 37831, USA) ,  Briggs Samuel A. (University of Wisconsin-Madison, Madison, WI 53703, USA) ,  Hu Xunxiang (Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, TN 37831, USA) ,  Yamamoto Yukinori (Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, TN 37831, USA) ,  Howard Richard H. (Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, TN 37831, USA) ,  Sridharan Kumar (University of Wisconsin-Madison, Madison, WI 53703, USA)
資料名： Journal of Nuclear Materials  (Journal of Nuclear Materials)
巻： 483  ページ： 54-61  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0148A  ISSN： 0022-3115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： FeCrAl合金はより伝統的な核物質と比較して増加した環境適合性のために原子力発電応用のための材料の魅力的なクラスである。300と400°Cの間の加速中性子試験下でのFeCrAl合金の耐放射線性の予備研究は,転位ループとCrリッチα′相を含む照射後微細構造を示した。これらの初期研究は照射後微細構造を確立したが,この応答に対する照射前のミクロ組織の影響を理解することに焦点を当てることはほとんどなかった。本研究では,焼鈍した市販のFeCrAl合金,Alkrothal720は中性子382°Cで1.8変位/原子(dpa)に照射し,<100>転位ループ,a/2<111>転位ループ,黒点損傷の空間分布と大きさに及ぼすランダム高角粒界の影響をゾーン上走査型透過電子顕微鏡を用いて解析した。結果は増加した数密度とサイズを示すa/2<111>転位ループと明確な不均一な転位ループ形成,黒点損傷有意な数密度低下を示し,粒界近傍での増加サイズを示す<100>転位ループを示した。これらの結果は,照射前ミクロ組織の重要性と,特に,FeCrAl合金の耐放射線性に対する欠陥シンク密度間隔を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 予備調査 ,  *結晶粒界 ,  数密度 ,  原子力発電 ,  微細構造 ,  *転位ループ ,  *中性子 ,  太陽黒点 ,  核物質 ,  耐放射線性 ,  *中性子照射 ,  空間分布
準シソーラス用語： 環境適合性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： FeCrAl ,  事故耐性 ,  相安定性 ,  転位 ,  粒界

分類 (2件)： 金属の放射線による構造と物性の変化  (BK16122N) ,  原子炉の構成要素と原子炉材料一般  (MD04010I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 中性子照射 ,  合金 ,  粒界 ,  近傍 ,  不均一 ,  転位ループ