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J-GLOBAL ID:201702289235664450   整理番号:17A0584423

ノイズ・電磁波 3 施工現場での電磁ノイズ対策 3-3 接地方式の見直しによるノイズ抑制対策について

著者 (1件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 69-73  発行年: 2017年05月05日 
JST資料番号: G0901A  ISSN: 1344-1450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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インバータ機器から発生する高周波ノイズにより,周辺の電子機器に動作不良などの不具合が発生する場合がある。インバータの高周波ノイズは,インバータ2次側電路から対地静電容量を介して大地に流れ,B種接地線や,インバータ1次側電路の対地静電容量を介して,もとのインバータに還流する。直接接地方式に起因する高周波ノイズ電流を抑制できる対策の1つとして,低圧電路を非接触方式にする方法がある。この方式は,電路の中性点接地を行わずに電源を供給するため,低圧回路の零相インピーダンスが極めて高くなり,高周波ノイズ電流や地絡電流などの零相電流を小さく抑えることができる。しかし,電路を非接地とした場合,地絡電流の大きさが非常に小さくなるため,直接接地方式で用いられる漏電遮断器や漏電警報器が使用できなくなる弱点がある。これを改善する手段として,平常時はコンデンサの接地線を大地から切り離し,地絡が生じた時にだけ接続するというように,電路の状況に応じてコンデンサ接地線を開閉する方式を考案した。接地コンデンサと接地極の間に接点を有する制御装置を取り付け,電路に地絡が生じた時に発生する零相電圧を検出して接点を閉じることで,地絡電流が接地コンデンサを流れ,漏電遮断器等を動作させることができる。この方式により,平常時の高周波ノイズ電流を抑制し,地絡時の電路の保護も可能になる。
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分類 (2件):
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雑音理論  ,  接地 

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