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J-GLOBAL ID:201702289348304821   整理番号:17A0539239

エフェクタAvrPiz-tによりターゲットにされたNup98ホモログAPIP12はMagnaporthe oryzaeに対するイネの基礎抵抗性に関与する

The Nup98 Homolog APIP12 Targeted by the Effector AvrPiz-t is Involved in Rice Basal Resistance Against Magnaporthe oryzae
著者 (12件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 10:5 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U7002A  ISSN: 1939-8425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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(バックグラウンド)Magnaporthe oryzaeのエフェクタAvrPiz-tはイネに対する病毒性機能をもつ,しかし,その宿主における病毒性の基礎機構は十分に理解されていない。(結果)本稿では,イネ免疫におけるAvrPiz-t相互作用蛋白質12(APIP12)の機能を分析した。APIP12はその中位とN末端においてAvrPiz-tとAPIP6と有意に結合した。グルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)プルダウンアッセイによりAPIP12とAvrPiz-tおよびAPIP6との相互作用を検証した。APIP12はPhe-Gly反復の保存ドメインの無いヌクレオポリン蛋白質Nup98をコードし,他の植物中のオーソログをもたなかった。APIP12のノックアウトとノックダウンの両方はM.oryzaeの病原性分離株に対するイネ植物の感受率増強を引き起こした。いくつかの病原性関連(PR)遺伝子の発現はノックアウトとノックダウン突然変異体で減少し,これはAPIP12が感染に対する遺伝子の転写物蓄積を必要とすることを示した。APIP12のノックアウト/ノックダウンも過剰発現もPiz-t抵抗性を減少させないことを指摘した。(結論)まとめると,これらの結果によりAPIP12がAvrPiz-tの病毒性ターゲットであり,それはイネにおけるM.oryzaeに対する基礎耐性に関与する。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  菌類による植物病害  ,  植物生理学一般  ,  分子遺伝学一般  ,  生物学的機能 

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