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J-GLOBAL ID:201702289408006548   整理番号:17A0312319

カチオン性脂質支援プロドラッグナノ粒子によるシスプラチンに対する腫瘍耐性の克服【Powered by NICT】

Overcoming tumor resistance to cisplatin by cationic lipid-assisted prodrug nanoparticles
著者 (13件):
資料名:
巻: 94  ページ: 9-19  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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化学療法抵抗は推定死亡の癌タイプである肺癌の臨床治療における主要な課題となっている。最近の研究は,薬物担体としてのナノ粒子は細胞取込と速い薬物放出を効果的に達成することにより,細胞内薬物濃度を高めると,腫瘍の後天性化学療法抵抗性を逆転させることができることを示した。これに関連して,ナノ粒子ベース化学療法は化学療法抵抗性と悪性腫瘍を治療するための有望な戦略である。本研究では,薬剤耐性肺癌細胞へポリ乳酸シスプラチンプロドラッグを送達するためのカチオン性脂質支援ナノ粒子(CLAN)を開発した。ナノ粒子は,生分解性ポリ(エチレングリコール)-block-ポリ(ラクチド)(PEG PLA),疎水性ポリ乳酸シスプラチンプロドラッグ,及びカチオン性脂質の自己集合により定式化した。カチオン性ナノ粒子は,シスプラチンの細胞取込を顕著に改善することが証明され,in vitroで増加したDNA-Pt付加物と有意に促進されたDNA損傷をもたらした。さらに,我々の研究は,血液循環と腫瘍蓄積でわずかに劣るが,カチオン性ナノ粒子は血管漏出に効果的であることを明らかにした。CLANsは最終的に細胞薬物利用を促進し,シスプラチン耐性の逆転をもたらした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療 

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