文献
J-GLOBAL ID:201702289958993129   整理番号:17A0363740

超臨界解重合中の有機溶媒およびぎ酸の併用によるリグニン油特性の改善【Powered by NICT】

Improvement of lignin oil properties by combination of organic solvents and formic acid during supercritical depolymerization
著者 (9件):
資料名:
巻: 121  ページ: 113-120  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エタノールオルガノソルブリグニンの超臨界処理はリグニン由来バイオ油を製造するために実施した。反応は3MPa水素ガス圧力で350°Cで40分間かけて実行した。リグニン油の収率を改善し,超臨界処理中の再重合を阻害するために,ギ酸は溶媒に添加した。ギ酸の影響をガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS),ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)および元素分析によって検討した。リグニン油の最大収率は,ギ酸を添加した70wt%に達することが示された。7%ギ酸を用いた場合,得られたリグニン油は約56mg/gと最も低い酸素/炭素モル比(O/C)0.26で最高の単量体含量を示した。リグニン油中の主な分解生成物は,シリンゴール,4 メチルシリンゴール,およびp-クレゾールであった。黄色ポプラであるsyringylsの主に広葉樹,からなるため,リグニン油はグアヤシルよりシリンギル単位単量体の大部分を含んでいた。リグニン由来オリゴマも作製されて以来,リグニン油の分子量はギ酸の添加により増加した。一方,実験は溶媒の種類とリグニン解重合の間の関係を調べるためにメタノールとイソプロパノールを用いて行った。イソプロパノールはエタノールに比べてリグニン油の高い収率をもたらしたが,単量体生成物の量はかなり低かった。,水素ガスからの圧力下での7%ギ酸を用いた超臨界エタノール処理は,他の条件と比較した場合,より効果的であると考えられており,この方法は熱分解反応中にリグニン由来生成物のより良い生産のための可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材化学 

前のページに戻る