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J-GLOBAL ID：201702289980052424   整理番号：17A0205068

架橋剤としてホルムアルデヒドは細胞蛋白質プロファイリングを変えることができる。【JST・京大機械翻訳】

Formaldehyde Used as A Technical Crosslinking Tool May Change Cell Protein Patterns

著者 (5件)： Jiang Chuo (College of Life Sciences, Shanghai University) ,  Xie Liqi (Institutes of Biomedical Sciences, Fudan University) ,  Liao Rijing (Xuhui Central Hospital, Shanghai Clinical Research Center, Chinese Academy Sciences) ,  Chen Fuxue (College of Life Sciences, Shanghai University) ,  Wu Jiaxi (Xuhui Central Hospital, Shanghai Clinical Research Center, Chinese Academy Sciences)
資料名： Zhongguo Xibao Shengwu Xue Xuebao  (Zhongguo Xibao Shengwu Xue Xuebao)
巻： 38  号： 8  ページ： 945-960  発行年： 2016年 
JST資料番号： C3091A  ISSN： 1674-7666  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： ホルムアルデヒドは蛋白質やDNA分子を可逆的に架橋することができ,生体高分子複合体中の蛋白質やDNAの同定に広く用いられている。ホルムアルデヒド分子は小さく,迅速に細胞に取り込まれ,架橋剤として使用される場合は濃度が高いため,細胞がストレス反応する前に蛋白質とDNAを架橋して自然状態に固定できると考えられる。しかし、高濃度のホルムアルデヒドが架橋により生体高分子を固定する前に、細胞タンパク質のレベルを変えることができるかどうかは、まだ関連研究がない。属するがあれば,関連研究に偽陽性または偽陰性の結果が生じる可能性がある。著者らはプロテオミクス技術を用いて,高濃度ホルムアルデヒドと未処理ホルムアルデヒドで処理したJURKAT細胞の蛋白質プロファイリングを比較した。その結果,高濃度のホルムアルデヒドは蛋白質レベルの差をもたらすことが分かった。そのため,ホルムアルデヒドを架橋試薬として用いた場合,ホルムアルデヒド処理を設けた試料を対照とするか,あるいは実験反復回数を増加させ,偽陽性あるいは偽陰性の蛋白質あるいはDNAを同定することを避けるべきである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 高分子複合体 ,  *タンパク質 ,  プロテオミクス ,  DNA【核酸】 ,  生体高分子 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 蛋白質量 ,  偽陰性 ,  誤検出 ,  高濃度 ,  ストレス反応 ,  *蛋白質プロファイリング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： formaldehyde ,  crosslink ,  proteome ,  LC-MS/MS

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  筋肉  (EJ10020G)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (4件)： 架橋剤 ,  ホルムアルデヒド ,  細胞 ,  蛋白質プロファイリング