文献

J-GLOBAL ID：201702290036232371   整理番号：17A0124537

イネにおいてCRISPR/Cas9ゲノム編集の範囲の拡張【Powered by NICT】

Expanding the Range of CRISPR/Cas9 Genome Editing in Rice

著者 (6件)： Hu Xixun (China National Rice Research Institute, Chinese Academy of Agricultural Sciences) ,  Wang Chun (China National Rice Research Institute, Chinese Academy of Agricultural Sciences) ,  Fu Yaping (China National Rice Research Institute, Chinese Academy of Agricultural Sciences) ,  Liu Qing (China National Rice Research Institute, Chinese Academy of Agricultural Sciences) ,  Jiao Xiaozhen (China National Rice Research Institute, Chinese Academy of Agricultural Sciences) ,  Wang Kejian (China National Rice Research Institute, Chinese Academy of Agricultural Sciences)
資料名： Fenzi Zhiwu  (Fenzi Zhiwu)
巻： 9  号： 6  ページ： 943-945  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2651A  ISSN： 1674-2052  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CRISPR/Cas9システムは多様な生物にゲノム編集のための多目的な分子ツール,植物を含むとして出現した。このシステムでは,Cas9指向性DNA開裂の特異性は,ゲノムにおけるキメラ単一ガイドRNA(sgRNA)と短いトリヌクレオチドprotospacer adjacent motif(PAM)の存在を厳密に必要とする(Anders.,2014;Sternberg.,2014)。今日まで,プラントで使用されるCas9は正準形NGG(Li.,2013;Miao.,2013;Shan.,2013;Ma.,2015b)におけるPAM配列を認識することが示されている。そのようなものとして,植物におけるゲノム編集のための配列の範囲はNGGモチーフを含むサイトに限定されている。この制約を克服するためになされてきた多くの試みと,最近の研究では,Cas9はゼブラフィッシュとヒト細胞(Kleinstiver.,2015)における代替PAM配列を認識するために改質できることを明らかにした。しかし,植物におけるCRISPR/Cas9システムの標的範囲限界はまだ解明されていない。広く栽培されている植物のイネは重要な食用作物,比較的小さなゲノムと形質転換の相対的容易さのため,モデル作物でもある。イネのゲノム編集の範囲を拡大するために,報告されている(Kleinstiver.,2015)として二Cas9変異体を作成し,イネのゲノム編集性能を調べた。Cas9は,イネにおける代替非標準PAMを含む標的部位,ゲノム編集の範囲を顕著に広くしに設計できることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヒト ,  キメラ ,  正準形式 ,  指向性 ,  形質転換 ,  *ゲノム ,  ゼブラフィッシュ ,  DNA【核酸】 ,  農作物 ,  *編集
準シソーラス用語： 食用作物 ,  トリヌクレオチド ,  gRNA ,  特異性 ,  *CRISPR配列 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ゲノム ,  存在 ,  トリヌクレオチド

分類 (1件)： 遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (5件)： イネ ,  CRISPR ,  Cas9 ,  ゲノム編集 ,  拡張