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J-GLOBAL ID:201702290264031880   整理番号:17A0012992

N-myc downstream-regulated gene 2(NDRG2)の低発現は,肝芽細胞腫における予後不良と相関する

Low expression of N-myc downstream-regulated gene 2 (NDRG2) correlates with poor prognosis in hepatoblastoma
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 370-376  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: A1018A  ISSN: 1936-0533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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飛躍的な治療の進歩にもかかわらず,胚芽腫患者の約30%は今なお病に屈する。それゆえ,予後徴候因子の同定と同時に改良された治療の開発が,緊急に必要である。本研究では,38の胚芽腫検体において,Wntシグナル経路の調節に関与する癌抑制遺伝子である遺伝子N-myc downstream-regulated gene 2(NDRG2)の発現及びプロモーターのメチル化を,リアルタイム逆転写-PCRを使って分析した。NDRG2遺伝子は健常な小児の肝組織において高発現したが,胚芽腫原発腫瘍では有意に下方制御された。NDRG2プロモーター領域におけるCpG部位での詳細なメチル化分析によって,肝芽細胞腫におけるDNAメチル化が総合的に高いことが明らかになり,それはNDRG2の抑制と相関した。臨床病理学的特徴を分析することによって,低NDRG2発現と腫瘍転移の間にある強い関連を示すことができた。重要なことに,カプラン-マイヤーによる全生存率分析によって,胚芽腫患者では,高NDRG2発現が高生存率と相関していることが分かった。本データは,NDRG2の下方制御が進行性肝芽細胞腫において重要な役割を果たす可能性があることを示す。Copyright 2015 Asian Pacific Association for the Study of the Liver Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 

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