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J-GLOBAL ID：201702291284965708   整理番号：17A0473606

種々の油/水界面における絹フィブロイン層の界面吸着,粘弾性と回復【Powered by NICT】

Interfacial adsorption, viscoelasticity and recovery of silk fibroin layers at different oil/water interface

著者 (3件)： Qiao Xiuying (State Key Laboratory of Metal Matrix Composites, Shanghai Jiao Tong University, Shanghai 200240, China) ,  Miller Reinhard (Max Planck Institute of Colloids and Interfaces, Potsdam 14476, Germany) ,  Sun Kang (State Key Laboratory of Metal Matrix Composites, Shanghai Jiao Tong University, Shanghai 200240, China)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 519  ページ： 179-186  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 絹フィブロインは,いくつかの水中油型乳濁液の良好な安定剤として検証されているが,異なる油/水界面での絹フィブロインの界面吸着,粘弾性および安定化機構は報告した。本研究では,ドデカン/水および酪酸ブチル/水界面での絹フィブロインの界面吸着および粘弾性に及ぼす絹フィブロイン濃度の影響を調べた。より高い蛋白質濃度は,絹フィブロイン分子が界面で良く組織化されたネットワーク構造を形成し,より高い界面弾性,界面吸着平衡の迅速確立と大歪での遅い構造破壊であった。非極性ドデカン油はより疎水性絹フィブロインの微細構造再配列を促進し,界面ネットワーク内の物理的架橋を高め,ドデカン/水界面で強い界面弾性,遅い界面吸着平衡と高い蛋白質飽和濃度をもたらした。歪誘起界面構造破壊に及ぼす絹フィブロイン濃度の影響もドデカン/水界面に対してはるかに強いと思われる。しかし,非線形歪変形後,破砕された絹フィブロイン層は非常に希薄な絹フィブロイン系を除いてドデカン/水界面の部分回復だけが,酪酸ブチル/水界面のよりコンパクトで弾性界面ネットワークを用いた完全に回復することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ネットワーク構造 ,  *弾性 ,  *吸着 ,  非極性 ,  吸着平衡 ,  *粘弾性 ,  レオロジー ,  疎水性 ,  *界面 ,  アルカン
準シソーラス用語： 界面構造 ,  再配列 ,  構造破壊 ,  蛋白質濃度 ,  *絹フィブロイン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 絹フィブロイン ,  界面レオロジー ,  吸着 ,  Viscoelasticity

分類 (2件)： 液-液界面  (CB12030F) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W)

物質索引 (1件)： ドデカン

タイトルに関連する用語 (7件)： 油 ,  水 ,  界面 ,  絹フィブロイン ,  吸着 ,  粘弾性 ,  回復