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J-GLOBAL ID:201702292059380818   整理番号:17A0358674

エクジステロイドはc-Mycの活性化を介したBombyx羽盤における細胞周期の進行を促進する【Powered by NICT】

Ecdysteroid promotes cell cycle progression in the Bombyx wing disc through activation of c-Myc
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  ページ: 1-9  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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成虫原基における変態までの成長から発生スイッチングは完全変態昆虫の成体の体計画の基本的なプロセスである。エクジステロイドの連続的な作用によるdisciplinedであるが,細胞増殖にリンクした分子機構は十分に理解されていない。本研究では,カイコの終齢幼虫,Bombyx moriの羽ディスクを用いたエクジステロイドによる細胞周期関連遺伝子の発現制御を検討した。はc-mycの発現レベルは給餌後細胞増殖相,エクジステロイド力価のわずかな増加と一致したが著しく上昇することを見出した。in vitro翅成虫原基培養はエクジステロイドの中程度のレベルの補給は1時間以内にc-myc発現をアップレギュレートし,続いて細胞周期コア調節因子の発現,A,B,D,およびE型サイクリン遺伝子,Cdc25とE2F1を増加することを示した。エクジステロイドによるc-mycのアップレギュレーションは,蛋白質合成阻害剤の存在で阻害され,エクジステロイドはc-myc発現を直接刺激する可能性を示唆したことを示した。最後に,c-Myc阻害剤の投与の結果は,c-Mycは20E誘導性細胞増殖において重要な役割を果たすことを示した。これらの知見は,昆虫におけるエクジステロイド誘導性細胞増殖のための新しい経路を示唆し,ステロイドホルモン調節の点で昆虫と哺乳動物間で保存されていると考えられる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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分子遺伝学一般  ,  酵素生理  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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