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J-GLOBAL ID：201702295971155958   整理番号：17A0665932

プロパン/酸素拡散火炎中のすすのナノ構造と官能基に及ぼすフェロセンの影響【Powered by NICT】

Impact of ferrocene on the nanostructure and functional groups of soot in a propane/oxygen diffusion flame

著者 (6件)： Hu Chao (Department of Thermal Science and Energy Engineering, University of Science and Technology of China, Jinzhai Road, Hefei 230026, People’s Republic of China. [e-mail] [e-mail]) ,  Li Wenzhi ,  Lin Qizhao ,  Zheng Xusheng ,  Pan Haibin ,  Huang Qifu
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 9  ページ： 5427-5436  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,煤のナノ構造と分子構造に影響を与えることによりすす酸化活性に及ぼすフェロセン((C_5H_5)2Fe)の影響を提示した。煤粒子は燃料に添加したフェロセンによるプロパン/酸素火炎からの種々の高さでそれぞれ得られた。すすの干渉縞特性は,すす粒子の高分解能透過型電子顕微鏡画像から抽出したスケルトン画像を用いて比較した。近吸収端X線吸収微細構造分光法を用いて,煤粒子の炭素化学を特性化した。フェロセンはその縁の長さや乱れ,分離距離を変えることによる煤の黒鉛化度を減少させることを見出し,これらの効果は,火炎末端近傍より明らかであった。これらの変化が火炎温度を滴下フェロセンに関連する可能性がある。OHおよびOラジカルとの反応(C_5H_5)2FeからのFeはすすの酸素含有官能基を減少させ,火炎に(C_5H_5)2Feの添加後の芳香族構造に影響した。すす粒子の内部コアは部分酸化のためには非常に大きかった。熱重量分析によると,フェロセンは低温ですす酸化を促進することを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ナノ構造 ,  熱重量分析 ,  キャラクタリゼーション ,  ラジカル ,  低温 ,  黒鉛化 ,  鉄 ,  XAFS ,  *フェロセン ,  画像 ,  *煤 ,  分子構造 ,  アルカン
準シソーラス用語： HRTEM ,  *官能基 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 気体燃料の性質,組成,分析,試験  (YE02020U) ,  有機化合物・錯体のX線スペクトル  (BM08102G) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  エーロゾル  (CB11030Y) ,  測光と光検出器一般  (BD07031F)

物質索引 (1件)： プロパン

タイトルに関連する用語 (7件)： プロパン ,  酸素 ,  拡散火炎 ,  すす ,  ナノ構造 ,  官能基 ,  フェロセン