文献
J-GLOBAL ID:201702298448331156   整理番号:17A0219574

2000~2014年の浮延縄の観測データから明らかにした日本北東沖におけるヨシキリザメとアオザメの分布,体長,及び生息数

Distribution, body length, and abundance of blue shark and shortfin mako offshore of northeastern Japan, as determined from observed pelagic longline data, 2000-2014
著者 (11件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 259-276  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
チャーターした商業延縄漁船を用いて,2000年から2014年に北西太平洋において延縄調査を実施した。各年の4月中旬から6月中旬まで日本北東沖での2回の航海を行った。調査時の各延縄の操業では,船上の科学者は採捕した種に関するサイズや性などの詳細な生物学的情報を収集し,全生物種について採捕数を記録した。ヨシキリザメ(Prionace glauca)とアオザメ(Isurus oxyrinchus)は広温性の分布を示すが,一般化加法モデル(GAM)の適用の結果,アオザメの採捕場所の海面温度(SST)はヨシキリザメの場合よりも温暖であることが示された。GAMに基づくと,両種の存在確率はサイズ区分により異なり,小型個体は大型個体よりも狭い範囲のSSTに存在した。両種のほとんどの漁獲物は稚魚であり,ヨシキリザメの標準化されていない漁獲率はアオザメよりも10倍高かった。両種の標準化した単位努力量当たり漁獲量(CPUE)は負の二項誤差の一般化線形モデル(GLM)またはDelta-lognormal GLMを用いて計算した。その年の第2四半期のヨシキリザメの標準化CPUEは2000年代半ばでピークとなり,その後減少したが,2012年以降は増加している。第2四半期のアオザメのCPUEは変動を伴いながら概ね増加していた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
魚類  ,  漁獲法  ,  海洋の構造・力学・循環 
引用文献 (43件):
  • Chen, X., Tian, S., Chen, Y. and Liu, B. (2010) A modelling approach to identify optimal habitat and suitable fishing grounds for neon flying squid (Ommastrephes bartramii) in the Northwest Pacific Ocean. Fish. Bull. 108:1-14.
  • Clarke, M.R., Clarke, D.C., Martins, H.R. and da Silva, H.M. (1996) The diet of the blue shark (Prionace glauca L.) in Azorean waters. Arquipelago Life Mar. Sci. 14A:41-56.
  • Cliff, G., Dudley, S.F.J. and Davis, B. (1990) Sharks caught in the protective gill nets of Natal, South Africa. 3. The shortfin mako shark Isurus oxyrinchus (Rafinesque). South Afr. J. Mar. Sci. 9:115-426.
  • Coelho, R., Santos, M.N. and Amorim, S. (2012) Effects of hook and bait on targeted and bycatch fishes in an equatorial Atlantic pelagic longline fishery. Bull. Mari. Sci. 88:449- 467.
  • Compagno, L.J.V. (1984) FAO Species Catalogue. Vol. 4. Sharks of the World: an annotated and illustrated catalogue of shark species known to data. Part 2. Carcharhiniformes. FAO Fish. Synop.No. 125.251-655.
もっと見る

前のページに戻る