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J-GLOBAL ID:201702299508439738   整理番号:17A0365629

白ゴマ種子水溶性画分は抗アポトーシス機構を介してヒト神経芽細胞生存性を増強する【Powered by NICT】

White sesame seed water-soluble fraction enhances human neuroblast cell viability via an anti-apoptotic mechanism
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巻: 36  号: 10  ページ: 1130-1139  発行年: 2016年 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脱脂ゴマ種子粉は油抽出後の副産物として回収され,通常は廃棄物と考えられている。以前に,脱脂白色と金ゴマ種子粉から精製した水溶性画分は,in vitroで良好な抗酸化活性を示すことが分かった。も白および金ゴマ種子水溶性画分(WS wsfとGS wsf)中の生物活性酸化防止剤としてのフェルラ酸とバニリン酸を同定した。本研究では,WS wsfとGS wsfは,それらの抗酸化能に起因する神経保護効果を持つかもしれないと仮定した。WS wsf処理24時間はヒト神経芽細胞腫SH-SY5Y細胞生存率と増殖を促進したが,GS wsf,フェルラ酸及びバニリン酸は同様の効果を示さなかった。添加では,WS wsf(1 3 mg/mL)は有意に用量依存的にカンプトテシン誘導アポトーシスに対してSH-SY5Y細胞を保護し,WS wsfの神経保護効果における抗アポトーシス機構の関与を示唆した。事実,WS wsf処理はアポトーシス促進性Baxとp53遺伝子のmRNA発現レベルを有意に減少させた。WS wsfもBcl-2蛋白質レベルとAktリン酸化を増強した。総合すれば,本研究はWS wsfは抗アポトーシス機構であり,その抗酸化能に依存しないによる興味ある神経保護能を持つことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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動物の代謝と栄養一般 

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